2012年7月31日火曜日

続・続 マドンナさま


めずらしく、いそがしいというか、
凝りすぎ? でも、デザインは楽しいです。

というわけで、今日も、ワインはお休みして、軽めの更新です。


今日の注目の一文は、

LA CLAIRIEREという、某人気サイトの
2012年7月28日土曜日「マドンナ答える」より、

「マリーヌ・ル・ペンとかいう人を怒らせちゃったってことは知ってるの。敵を作ろうと思ってやったわけじゃないんだけどね」 


せっかくなので、原文で、


"Je sais que j'ai fâché une certaine Marine Le Pen. Ce n'est pas mon intention de me faire des ennemis",

注目はune certaine。

une certaine Marine Le Pen.

面白いですねー。感受、感謝!

では、仕事に戻りマース。(眠いです)

先生の学会の発表こっそりみてみたいなあ。


2012年7月30日月曜日

パリ燃え8月号の サンドウィチ屋さん?


パリ燃え8月号の
サンドウィチ屋さんは
こちらでしょうか?

Lina's
http://www.linasparis.com/nos-produits/produits_boutique/sandwichs/salades/2/5/?cHash=f2d54459a803fa4f7757c2fde9346a53

何と言っても立読み(!)ですので…
たぶん、ココです。



最後が、MIAM!
可愛いですね~。

というわけで、
締切が近いので、
(サボっているのがバレちゃいますので)

軽めの更新です。

仕事に戻りまーす。

ワイン4:ワイングラス


さて、今日は「ワイングラス」の話です。

web上には、あんまり資料がないのですが、
教科書、p27はなかなか面白いです。

Une coupe est un récipient de forme évasée, généralement hémisphérique半球, plus large que haut et donc peu profond. Une coupe peut être fabriquée dans divers matériaux : verre, terre cuite, métal... Le terme désigne aussi le contenu de ce récipient (métonymie) : « boire une coupe de vin ou de bière».wiki


赤ワイン用と白ワイン用で
グラスの形状がすこし違う、というポイントだけチェックしておきます。

こちらは、口先がほどよく内側にカーブしているチューリップ型。
香りがすこしずつ立ち、香りが逃げにくい。良質の長期熟成タイプのワインに適している。ふむふむ。


赤ワイン用。
Bordeaux glass: tall with a broad bowl, and is designed for full bodied red wines like Cabernet Sauvignon and Syrah as it directs wine to the back of the mouth.


白ワイン用。
白ワイン用は赤ワイン用より小ぶり。白ワインは冷やして飲むことが多いので、飲んでるうちに温度が上がらないように小ぶりにできている。

なるへそー。

次回は、ワインの個性を決める、4つのポイントのお話です。

2012年7月27日金曜日

ワイン3:格付け ラベル





今日は「ランク」のお話です。
いわゆる「格付け」というものです。
ランクはEUで決められているなんて知りませんでした!


さて、なぜ、「格付け」、「ランク」などを決めることになったのか。
それは、1930年代、不作の時に、有名産地を語る、悪徳ワイン業者がいたからだそうです。

(あ、教科書は、P13-14です)

1935年にAOC法が制定されました。

A   O   C
ああ おい  しー!

の略です。

と言いたいところですが、実は違うんですが、ムズカシイことは覚えてもしょうがないので、オイシイところだけチェックしようとおもいます。
  


AOCの規定 [wiki]
生産地域 : その産地内でできたブドウ100%で作られている。
品種 : ブドウの品種に関しても使用の可否に規定があるので、それが守られていること。
最低アルコール度数 : 収穫期のブドウの糖度にも規定がある。
最大収穫量 : 1ha当たりの最大収穫量が規制されている。
栽培法 : ブドウの樹齢が5年を経過していること、など。
剪定法 : ブドウの樹の種類を考慮し、産地によっても異なる。
醸造法 : 発泡ワインには特別に規定がある。産地によって異なる。
熟成法 : ボジョレー・ヌーヴォーの発売日や、発泡ワインの熟成法は特に厳密に定められている。
試飲検査 : AOCワインのすべてが、試飲検査を受けなければならない。

zzz.............. 
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フランスワインの「格付け」は、まず、2つに分類されます。
そのなかで、上ランク、下ランクがあり、全部で4つ。

A.指定地域優良ワイン

 1.「最高級ワイン」 
   AOC 厳しい基準を満たしてます。(あーおいしーの略です。)
 
 2.「上級ワイン」  
   AOVDQS 一定の基準を満たしています
  
B.日常消費用ワイン

 3.「地方のワイン」 
   Vin de pays 限定された産地で作られたもの

 4.「テーブルワイン」 
   Vin de Table 産地の異なるワインをブレンドしたもの

「格付け」は、ラベルに記載されています。
  
----------
では、さっそく実践です。が、その前に!

★※ポイント!
ラベルに「AOC」とは書いてありません!
 
A-1: AOCワイン
「Appellation 〇〇 Contrôlée」と記入されています。
〇〇の部分は産地名が入る場合/入らない場合があります。

A-2:「指定された産地名+VDQS」と表示される場合が多い
B-3:「Vin de Pay+産地名」
B-4:「Vin de Tabel」 
 
-----------問題:1--------------

なかなかラベルが見やすい画像がないのですが、
見えますかねー(写真をポチっとすると拡大)


-2010-
CHABLIS の下に
Appellation 〇〇 Contrôlée ←これがおいしー!(でも高い!笑)目印です。



シャブリ 2010年 エミール&ルイ・シュヴァス社

69区画もの畑から厳選された葡萄のみのブレンドによって造らています。葡萄樹の平均樹齢は45年。これらの殆どの畑は丘の斜面の下部に位置しています。この部分にはキンメリジャンが最も地中深くまで堆積しており、この土壌がオレンジ、リンゴ、またグレープフルーツ等の柑橘系の香り、そしてミネラル感を生み出しています。

辛口の味わいはソースのかかった魚料理、シチューやチキンのクリーム煮、牡蠣や羊のチーズなどと相性がバツグンです。14~15℃でお楽しみ下さい。
(http://store.shopping.yahoo.co.jp/wineuki/0102052001117.html)

-----------問題:2--------------
こんなくるくる文字でも、もう怖くないですね!
Vosne-Romanée   ←大きな文字の「ヴォーヌ・ロマネ」の下に
Appellation 〇〇 Contrôlée  ←おいしーマーク!

ヴォーヌ・ロマネ[1970]年蔵出古酒 ドメーヌ・グロ・フレールグロファミリーのひとり!ベルナールの36年もの年月を経た希少な蔵出し古酒
(http://store.shopping.yahoo.co.jp/wineuki/0102021000547.html)

   
ヴォーヌ・ロマネはこんなところです。
ヴォーヌ=ロマネ (Vosne-Romanée)は、フランスのブルゴーニュ地方コート=ドール県南部にあるコミューン。


ひゃー、最高ですね。


こんな可愛い教会もあります。



-----------問題:3--------------

これは、どうでしょうか。


くるくる文字の下に、
Vin de Pay+ de ほにゃらら とありますね!

キュヴェ・ド・ミシャール ブラン 2010年 コントトロザン ヴァン・ド・ペイ
英仏両方での表示・棚並びの美しいボトルの採用、デザインやカートンにまで及び味わいと共にそのスタイルを確立しています。あのジャンシス ロビンソン氏「掘り出し物」と推奨する本格的なワインです。
(http://store.shopping.yahoo.co.jp/wineuki/2300002000328.html)

いやあ。ワインの旅。
すこしずつ分かると、楽しくなってきました。
  
明日は「ワイングラス」の話です。
ワイングラスの形に意味があるなんて知らなかったです!

感受、感謝。

2012年7月26日木曜日

ワイン:2.5「白ワインに乾杯!」♪


ランクはEUで決められているなんて知りませんでした!

今日は「ランク」のお話です。

いわゆる「格付け」というものです。

つづきは後ほど。


おめざに一曲、 「白ワインに乾杯!」



Ah! le petit vin blanc - Roberte Marna - 1945


(゜ー゜) (お!歌っちゃおうかなあ・・) 「第12回フランス語で歌うコンテスト」

2012年7月24日火曜日

ワイン2:銘柄 ラベル

ワインの本には、最初にラベルの話が出てきますが。


液体+瓶+ラベル、

この3つで構成されるワインにとって、ラベルは宝の地図のようなもの。

読める人は、楽しめるのです。


Nuits-Saint-Georges

さて、今日のはテーマは「銘柄」です。

まず、そもそも「銘柄」とは?なんぞや。

「銘柄」とは「ブランド」のことです。
・ブランドは元々、自分の家畜などに焼印を施し、他者の家畜と区別するために行われたものである。 
・ブランドとは「焼印をつけること」を意味する brander というノルウェーの古ノルド語から派生したものであるといわれている。 
・「真新しい」という意味の英語 brand-new も「焼印を押したばかりの」という形容が原義である。wiki

ふむふむ。

では、ここで、教科書代わりの本
『知識ゼロからのワイン入門』 弘兼 憲史 をぺらり。

銘柄については、P10-11です。と言っても、
本を噛み砕いて、わかりやすい風に書き換えていますので、本のほうが100倍詳しいです。

--------------------------------------
ざっくり噛み砕くと、

▼ワインにおける「銘柄」=ワインの名前 です。

法律上で「銘柄」は任意の記載事項ですが、
AOCワイン(Appellation d'Origine Contrôlée; AOC アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)
つまり、品質が保障されたワインの場合は通常、「銘柄」を表示しています。  


「銘柄」はだいたい、5つに分かれます。
このうちの、どれかが書かれていることが多い。

1.産地
2.ブドウの品種
3.製造元の名前 
4.ブランド名(メーカーが独占的に使用する) 命名の由来がわかると楽しい
5.愛称 こちらも、命名の由来が楽しい。

ポイントはこの5つ。でも、4,5は覚えても大変なだけなので、
覚えるポイントは3つ! 1、2、3だけです。

1、2、3は、名前やパターンが、だいたい決まっているのですが、
4、5はオリジナルに付けられた名前が多いので、難しいです。

▼1.産地 これは、地名です。

例えば、

・ボルドー Bordeaux
・ブルゴーニュ Bourgogne
・ロワール
・ローヌ
・アルザス
・フランス南西部
・ラングドック=ルシヨン
・プロヴァンス
・ジュラ
・ロレーヌ
・アン県のワイン・ビュジェ
・コルシカ

(あれ?どこかで見たことある!と思った方はすごいです!↓昨日の記事のコピペです!笑)


2.ブドウの品種 これは、ブドウの名前。

例えば、

シャルドネ (Chardonnay) は、世界的に最も名の知られた白ワイン用の品種の一つである。


カベルネ・ソーヴィニヨン (Cabernet Sauvignon) は、世界的に最も有名な赤ワイン用の代表ワイン用品種の1つである。


ガメ (Gamay) は、主にフランスのボジョレー(Beaujolais ) で栽培される赤ワイン用の品種である。


などなど

3.製造元の名前 
シャトー名、メーカー名
シャトーとは、Château ワイナリー(ワインを生産する建物)のことを指すことが多いです。


では、さっそく実践。
ラベルの読み方のコツは、大きな文字からチェックする!

---------第1問。------------------



こ、これは、大きな文字は・・・Bourgogne。
ブルゴーニュ」、産地ですね! (正解!)

ブルゴーニュ・ルージュ・キュヴェ・プレステージ[2009]
詳しくはこちら→http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-758.html



---------第2問。------------------


大きな文字からチェックすると・・・
ニュイ・サンジョルジュ レ・ロンシエール
ニュイサンジョルジュの中心部、『サンジョルジュの丘』と呼ばれる最高の1級畑が連なる部分に位置するロンシエール。
          (http://www.cyber-wineshop.com/winelist/fbgr11.htm)

ブルゴーニュの、コート・ド・ニュイ地区、ニュイ・サンジョルジュ村です。
1er Cruとは、「一級畑」のこと。

こんな可愛い教会もあります。

Église Saint-Symphorien

Côte-d'Orとはフランス語で黄金の丘(あるいは傾斜面)という意味である。この名は、弁護士でディジョン議員・1790年国民公会議員であったシャルル・アンドレ=レミ・アルノーによって選ばれた。秋のボーヌ近郊の広大なブドウ畑が金色に埋め尽くされることから発想された名称である。wiki

ああ、ブドウの風を感じますね


---------第3問。------------------





これは、可愛い!大きな文字は・・・

Grand Bateau これは、4のオリジナルのブランド名ですかね。

シャトー・ベイシュヴェルそれはボルドーで最も美しい城として知られる名シャトー。そして「帆を半分下げた大帆船」のラベルで有名な、ボルドーワイン屈指の名門です。かつて大量の荷を積み込み、ジロンド河を行き交った大帆船(GRAND BATEAU)の船乗りたちは、ジロンド河岸に建つ海軍提督エペルノン公爵の城館の前にさしかかると、「ベッセ・ヴォワール」つまり「帆を下げよ」と叫んで提督への敬意を表し、この言葉がのちにシャトー名の「ベイシュヴェル」の語源となる逸話を生みました。
(http://www.netwave.or.jp/~sake-ml/w-bo-grand-bateau.htm)

由来面白いですねー。


ラベルは奥深いのでまた復習するとして、
明日は、ワインのランクの話です。

2012年7月23日月曜日

ワイン1:産地


ワイン1:産地

さて、前から勉強したかったワインのこと。
特にフランスワインを、毎日ちびちび研究します。

本を開く前にざっくりと、産地を



wiki

なぜ、ワインを勉強しようと思ったかを
簡単に書こうとしたところ長めになってしまったのですが、
以下の通りです。

---------------------------------------------
先日、デパ地下のワイン売り場で、
ワイン試飲キャンペーンが開催されていました。

近くにはソムリエらしき美女がいます。

喉が渇いていたもので、ちょっとひとくちと思い、
「ロールキャベツに合うワインはどんなものですか?」と問えば、
「おいくらぐらいで見繕いましょうか?」と言う。

「勉強のためにちょっと知りたかったのです」

「そうだったのですね。ロールキャベツの味付けは?」

「と、トマトソースです。」
(前日から煮込んでいたロールキャベツがその日の夕飯でした)

「トマトソースなら・・・○○の△△か、□□の◇◇がおすすめですね。」

「なるほどぉ。(ぜんぜん地名が聞き取れない!)」

「フランス産にこだわらないなら、イタリアの□□の◇◇がおすすめです」

「ほほう、ちょっとメモしますね。」
(と、iphoneに何かを打つふりをしましたが、地名は聞き取れませんでした。)

「いずれにしても、トマトソースなら、「南」がいいです。」

「なるほどなるほど、ありがとうございます。(「南」ならわかる!)」

と、言って、iPhoneで南を調べ、
ラングドック=ルシヨンのワインを買ったところ、
トマトソースと本当にマリアージュで、(←ちょと言ってみたかっただけです。)

ああ、ワインの世界に足を踏み入れようと思ったのでした。
 
明日は、ラベルの話です。
 

2012年7月22日日曜日

アメリのブリュレ




アメリのブリュレの舞台となるカフェ
 


Le café des 2 Moulins est un café-brasserie de Montmartre, à Paris, rendu célèbre en 2001 par le film de Jean-Pierre Jeunet Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain, auquel il a servi de décor et dans lequel le personnage principal travaillait comme serveuse. wiki

この、カフェLe café des 2 Moulinsはムーランルージュを通りすぎて坂道を登ったところにある。
Le café des 2 Moulinsの「2」は、ムーランルージュとムーランドゥラギャレットのこと。

ふむふむ。


場所はこちら

大きな地図で見る

2012年7月21日土曜日

Demy 10 ミシェル・ルグラン+予告編たち

楽しかった、ドゥミ研も最後の10回目。  

初めて観たのは、『シェルブールの雨傘』です。

その時はまだフランス語は理解できず、(今も理解はできていないかも!)
それでも単純にいいなあ、好きだなあと想ったものです。   


雨の日の横断歩道から街をみるとき、
いつもあのオープニング↓を思い出します。   

   


さて、おまいさん、誰か忘れてはいませんか?
と言われそうなので、最後に、やはり、ドゥミ研には欠かせない、あの人!   


ミシェル・ルグラン(Michel Legrand、1932年2月24日 - )は、フランスの作曲家、ピアニスト、映画監督、俳優。 ジャック・ドゥミ監督と共に手掛けた『シェルブールの雨傘』、『ロシュフォールの恋人たち』をはじめアカデミー歌曲賞を受賞した『華麗なる賭け』(主題歌『風のささやき』)、『おもいでの夏』、『愛と哀しみのボレロ』(フランシス・レイとの共作)、『栄光のル・マン』『ネバーセイ・ネバーアゲイン』など数々の映画音楽を創作した。wiki
------------------------------------

 
(アマゾン↑で、ルグランとドゥミ監督との作品集の、全曲試聴できます) 



ルグランが音楽を担当した、ドゥミ監督作品。せっかくなので、予告編を動画集で!
(全部の動画を入れると、サイトが重くなってしまうので、アドレスのみ。)   


ローラ Lola(1961)
  →http://www.youtube.com/watch?v=urz8h5bG5Mk   

天使の入り江 La Baie des Anges (1963)
  →http://www.youtube.com/watch?v=Sbpi5U72hu0  

シェルブールの雨傘 Les Parapluies de Cherbourg (1963)
→http://www.youtube.com/watch?v=E7bhJkQd1T4   

ロシュフォールの恋人たち Les Demoiselles de Rochefort (1967) →http://www.youtube.com/watch?v=bbfhF4HG6Lc  

ロバと王女 Peau d'âne (1970)
→http://www.youtube.com/watch?v=4y996iO8FNE

 ▼モン・パリ L'Événement le plus important depuis que l'homme a marché sur la lune (1973) →http://www.youtube.com/watch?v=6YyfjqsI-xo

 ▼ベルサイユのばらLady Oscar (1978)
→http://www.youtube.com/watch?v=WwVA-iw1aPc

 ▼パーキング Parking(1985)
→見つからず

 ▼想い出のマルセイユ Trois places pour le 26 (1988)
→こちらもないですねー。



 それでは、最後に、ミシェル・ルグラン本人が歌う「傘」!(←略すな・笑)
 


 感受、感謝。

2012年7月20日金曜日

demy 9.5 「想い出のマルセイユ」

Trois places pour le 26
邦題は「想い出のマルセイユ」
この映像は↓ちょっと作品の様子が分かります。





Titre : Trois places pour le 26
Réalisation : Jacques Demy
Scénario : Jacques Demy
Musique : Michel Legrand
Directeur de la photographie : Jean Penzer
Décors : Bernard Evein
Costumes : Rosalie Varda
Montage : Sabine Mamou
Pays d'origine : France
Format : Couleurs - 2,35:1 - Dolby
Genre : Comédie musicale
Durée : 116 minutes
Date de sortie : 1988

2012年7月19日木曜日

Demy 9 彼女のジャック・ドゥミ


アニエス・ヴァルダによるジャック・ドゥミ

『ジャック・ドゥミの少年期』
『25年目のロシュフォールの恋人たち』
『ジャック・ドゥミの世界』

今日は(めずらしく)忙しいのでコピペのみ。

まずは、


ジャック・ドゥミの少年期
原題:Jacquot de Nantes

Le film retrace l'enfance nantaise, puis l'adolescence du réalisateur Jacques Demy. Le petit Jacques, dit Jacquot, vit au-dessus du garage familial. Très vite, il rêve de cinéma et de mise en scène. Il achète une minuscule caméra pour tourner ses premières œuvres. Il finit par partir pour Paris suivre les cours d'une école de cinéma.wiki


  • Titre : Jacquot de Nantes
  • Réalisation : Agnès Varda
  • Scénario : Agnès Varda, d'après les souvenirs de Jacques Demy
  • Production : Cine-Tamaris
  • Musique : Joanna Bruzdowicz
  • Photographie : Patrick Blossier, Agnès GodardGeorges Strouvé
  • Montage : Marie-Jo Audiard
  • Pays d'origine : France
  • Format : Couleur et Noir et blanc
  • Genre : Comédie dramatique
  • Durée : 1 heure 58 minutes
  • Date de sortie : 1991




原題:Les Demoiselles ont eu 25 ansLes demoiselles ont eu 25 ans (英題:The Young Girls Turn 25)は、1967年公開、ジャック・ドゥミ監督のミュージカル映画ロシュフォールの恋人たち』に関する1993年のフランスドキュメンタリー映画。ドヌーヴ姉妹演じる主人公の双子姉妹(25歳)と同じ、公開25周年を記念して制作・公開された。監督はジャック・ドゥミ監督の妻であるアニエス・ヴァルダ。1993年のカンヌ国際映画祭ある視点部門で上映された。wiki




ジャック・ドゥミの世界
原題:L'Univers de Jacques Demy
RéalisationAgnès Varda
Sociétés de productionCiné-Tamaris
Pays d’origineDrapeau de France France
GenreDocumentaire
Sortie1982
Durée90 minutes

2012年7月18日水曜日

Demy 8 『ロバと王女』+シネマグ


ドゥミ研 第8回は『ロバと王女』と、
ドゥミ作品研究には欠かせない、マグ・ボダール女史について。

まずは、作品の概要をサクッと。

『ロバと王女』 PEAU D'ANE出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャン・マレー、デルフィーヌ・セイリグ
(フランス/1970年/89分/35ミリ/カラー) 
父である王から求婚され、ロバの皮に身を隠した王女。ひっそりと家畜の世話をして過ごす彼女に、その正体を知らないまま王子は恋をしてしまう。コクトーの『美女と野獣』へオマージュを捧げた作品。「野獣」のコスチュームを纏う「美女」ドヌーヴが、過酷な状況の中、可憐さと勇気を失わない王女を生き生きと演じている。かつてからドゥミが出演を切望していたデルフィーヌ・セーリングは、茶目っ気と気品、知性を兼ね備えた妖精を魅惑的に演じている。

ゆーちゅーぶというサイトに、『ロバと王女』の動画が・・・

で、おや?と思うわけです。

この映画のクレジット冒頭に登場する、
Mag Bodardとは誰ぞや?と。

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マグ・ボダール
(Mag Bodard、1916年1月3日 トリノ - )は、フランスの映画およびテレビプロデューサー。

Mag Bodard, , est une productrice française de cinéma et de télévision, née le 3 janvier 1916 à Turin (Italie).
Alors correspondante du magazine Elle en Indochine, elle épouse le journaliste et écrivain Lucien Bodard. À son retour en France, elle devient par la suite la compagne de Pierre Lazareff, lui aussi journaliste et directeur du quotidien France Soir. Cependant, comme ce dernier ne l'engage pas dans l'équipe de l'émission de télévision Cinq colonnes à la une, elle se lance dans le cinéma en misant sur un nouveau venu qui veut réaliser une comédie musicale entièrement chantée : Jacques Demy et ses Parapluies de Cherbourg. Le film obtient la palme d'or au festival de Cannes 1964.



関わった作品から気になるいくつか

シェルブールの雨傘 Les Parapluies de Cherbourg
1964年 監督ジャック・ドゥミ

幸福 Le Bonheur
1965年 監督アニエス・ヴァルダ


バルタザールどこへ行く Au hasard Balthazar
1966年 監督ロベール・ブレッソン

創造物たち Les Créatures
1966年 監督アニエス・ヴァルダ

ロシュフォールの恋人たち Les Demoiselles de Rochefort
1966年 監督ジャック・ドゥミ

ポーラの涙 Bye bye, Barbara
1968年 監督ミシェル・ドヴィル


ジュ・テーム、ジュ・テーム Je t'aime, je t'aime
1968年 監督アラン・レネ

ロバと王女 Peau d'Âne
1971年 監督ジャック・ドゥミ

濃いですねー。

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以下マグさんのwiki抜粋
(wikiの日本語すこし変↓ですが、そのまま掲載します)

・雑誌『ELLE』の特派員としてインドシナへ行き、ジャーナリストで作家のリュシアン・ボダール (Lucien Bodard) と結婚した。

・フランスへの帰国にあたって、彼女はすべてのセリフが歌になっているミュージカルを演出したがっている新人に賭けることで、映画と関わった。それがジャック・ドゥミ監督であり、『シェルブールの雨傘』である。同作品は、1964年の第17回カンヌ国際映画祭でパルムドールを獲得した。48歳にして、異業種からの映画プロデューサーデビューであった。

・ヌーヴェルヴァーグあるいはそれに先行する作家やフォロワーたちを起用した作品群は、いずれも日本でも公開されており、彼女の興行的側面での才能がいかんなく発揮された。

・1977年には映画製作をやめるが、90歳近くになっても、つねにフランスのオーディオヴィジュアル界においてアクティヴである。
・彼女の製作会社は1963年の創立以来「パルク・フィルム Parc Films」といったが、1972年に解体されて「シネ・マグ・ボダール Ciné Mag Bodard」、略して「シネマグ Cinémag」となった。

・2005年、映画監督で作家のアンヌ・ヴィアゼムスキーが、『Mag Bodard, un destin』(マグ・ボダール、ある運命)と題した52分のテレビドキュメンタリー作品を彼女に捧げた。
▼マグさん本人が登場する映像
Montage d'archives consacré à Mag BODARD et son travail de productrice. Françoise DORLEAC parle de ses bons rapports avec elle peut-être liés au fait qu'elle soit une femme et de sa volonté d'aller au bout des choses sans être influençable. Jacques DEMY pense qu'elle fait ce métier par amour du cinéma. Mag BODARD parle de sa vision du cinéma et de la difficulté à produire "Les parapluies de Cherbourg"

やっぱり、 プロデューサーの力ってあるのかもしれません。
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最後に

劇中から1曲。
ドゥミ作詞/ミシェル・ルグラン作曲

「愛のケーキ」gâteau d'amour

Préparez votre Préparez votre pâte
Dans une jatte Dans une jatte plate
Etsans plus de discours,
Allumez votre Allumez votre four
Prenez de la Prenez de la farine
Versez dans la Versez dans la terrine
Quatre mains bien pesées Autour d’un puits
Autour d’un puits creusez
Choisissez quatre Choisisssez quatre oeufs frais
Qu’ils soient du mat’ Qu’ils soient du matin frais Car à
plus de vingt jours, Un poussin sort tou Un poussin
sort toujours !
Un bol entier Un bol entier de lait
Bien crémeux s’il Bien crémeux s’il vous plaît !
De sucre parsemez Et vous amalga Et vous amalgamez.
Une main de Une main de beurre frais Un souffle de
Un souffle de levain Une larme de miel Et un soupçon
de Et un soupçon de sel !
Il est temps à Il est temps à présent
Tandis que vous Tandis que vous brassez De
glisser un présent Pour votre fi Pour votre fiancé
Un souhait d’a Un souhait d’amour s’impose
Tandis que la Que la pâte repose
Graissez le plat de beurre
Et laissez cuire
Et laissez cuire une heure.

-----------------------------
おまけ


『ロバと王女』の原作「ロバの皮」の作者、シャルル・ペローについて。
シャルル・ペロー(Charles Perrault, 1628年1月12日-1703年5月16日)はフランスの詩人。

▼韻文による物語
グリゼリディス(Griselidis)
おろかな願い(Les Souhaits ridicules)
ロバの皮 (Peau d'Âne)

▼散文による物語
赤ずきん(Le Petit Chaperon rouge)
長靴をはいた猫(Le Chat botté)
青ひげ(La Barbe Bleue)
眠りの森の美女(La Belle au bois dormant)
仙女たち(Les Fées)
シンデレラ (Cendrillon, ou la Petite Pantoufle de verre)
巻き毛のリケ(Riquet à La houppe)
親指小僧・親指太郎(Le Petit Poucet)

以下、wikiから気になる逸話をピックアップ。

▽1671年にはアカデミー・フランセーズ会員に選出される。コルベール(ルイ14世の財務総監)に認められ、ルイ14世に仕えた。 

▽童話集(通称「ペロー童話集」)は、グリム兄弟やマザー・グースよりも前に民間伝承をまとめたものとして名高いが、読者に読みやすくなるよう、若干の脚色が入っている。当時の風俗を取り入れたことで、読みやすい物語となった一方で、昔話収集としては余分なものが入る結果となってしまった。しかし、物語の研究をする者には今でも、無視できない作品となっている。

▽がちょうおばさん ma mère l'Oye(マ メール ロワ)はマザー・グース Mother Gooseと一致していることもよく知られている。

2012年7月16日月曜日

「世界遺産に行こう」


パリ燃え・・・K先生のblogをよく読むと、まだ見本誌でしたね…。

(それにしても、K先生のサザエさん研究、深いですねー。磯野家の壁紙の色は、オルセー美術館の壁紙の色と同系ですので、同じコンセプトなのかもしれません。)
 
 
そのパリ燃えを立ち読みに、
本屋さんに行ったところ、
いい感じの本を見つけました。

学研的な、ポケットサイズの図鑑のような

世界遺産。 に行こう。


「世界遺産に行こう」 学研
商品コード:1340504100
ISBN:4054050417
サイズ:A5 128頁
創刊日:2011/07/22

立ち読みしましたが、オールカラーで、
お風呂やソファでとろとろしながら読むのにいい感じの本です。


あ、
そういえば、ドゥミ研究の後は、ワインを研究するつもりです。
教科書にするのは、


「知識ゼロからのワイン入門 」弘兼 憲史
単行本: 193ページ
出版社: 幻冬舎 (2000/12)


ざっくり、フランスワインの項目を中心に入門したいと思っています。



2012年7月15日日曜日

3連休は仕事を


ドゥミのことを書き始めたら、アクセスが5倍に・・・

ありがとうございます。

今日も研究したいところですが、

3連休はまじめに仕事をします。

(移動中にパリ燃えを立ち読みしに行かなくては。 )

2012年7月13日金曜日

Demy 7 『モデル・ショップ』は3部作


ドゥミ研 第7回は、『モデル・ショップ』です。

予告編↓でわざわざ in color(カラー映画)だって告げるところにシビレマス。




モデル・ショップ model shop
(1968年/92分/35ミリ/カラー)
出演:アヌーク・エーメ、ゲーリー・ロックウッド
もう若くはないフランス人モデルのローラと出会い、恋に落ちたジョージ。彼は恋人と別れるが、息子との生活のため故郷に戻りたいローラはあまり乗り気ではない。失恋、ヴェトナムへの徴兵など望みのない未来を前に、彼は諦念に襲われる…
『ローラ』の続編であるこの作品は、68年当時のロサンジェルスについての「詩的なポートレート」でもある。

A Los Angeles, George Matthews, architecte au chômage, est menacé de voir sa voiture de sport saisie s'il ne paye pas 100 $ dans un bref délai ; il se dispute à ce sujet avec son amie, Gloria, plus "réaliste" que lui, puis part en quête de l'argent.
Au cours de cette quête, il apprend, en téléphonant à ses parents, qu'il a reçu sa feuille de route pour le Vietnam et rencontre une femme mystérieuse (Lola). Un ami musicien lui prête les 100 $ dont il a besoin, mais il va en dépenser une partie à l'endroit où il découvre que Lola travaille en posant pour des photos sexy, un model shop. Le soir, il retourne au model shop voir Lola ; ils passent la nuit ensemble.
Le lendemain, il lui donne 75 $ qui vont lui permettre de rentrer en France. De retour chez lui, il assiste au départ de Gloria ; il essaie de téléphoner à Lola, mais apprend qu'elle est déjà partie ; en même temps, il voit un camion remorque embarquer son automobile.wiki



『ローラ』の続編です。(ポスターかっこいいですね↑)
Model Shop est un film américain (Columbia Pictures) réalisé par Jacques Demy et sorti en 1969.wiki


当時のNew York Timesの映画評によると…(インターネットってすごい…)



MOVIE REVIEW

Model Shop (1969)

Screen: 'Model Shop' Looks Out on Los Angeles

Published: February 12, 1969
"THE MODEL SHOP," Jacques Demy's first American movie, looks and sounds like a film made by a sensitive tourist. The French director ("The Umbrellas of Cherbourg," "The Young Girls of Rochefort") brings back Lola, the beautiful, emotionally dented leading character of his first movie, and transplants her from Nantes to Los Angeles.
http://movies.nytimes.com/movie/review?res=9B04E0DB133BE73ABC4A52DFB4668382679EDE

で、
この、「モデル・ショップ」は、
「ローラ」の続編ではあるのですが、
「ローラ」三部作でもあるのです

Lola est un film franco-italien réalisé par Jacques Demy, sorti en 1961. Lola est le premier film d'une trilogie, poursuivie en 1964 avecLes Parapluies de Cherbourg et conclue en 1969 avec Model Shop. Dans ce dernier, le personnage de Lola deviendra strip-teaseuse à Los Angeles.

1ローラは、「ローラ」1961
2ローラは、「シェルブールの雨傘」1964
3ローラは、「モデル・ショップ」1969


です。


わかりやすいのは、「シェルブールの雨傘」で、
カサールさんが歌うこのシーン。



Roland Cassard:
C’est un personnage qui vient du film Lola, où il est également interprété par Marc Michel.

 dans Les Parapluies de Cherbourg. Il évoque son amour déçu en chanson ("Autrefois, j'ai aimé une femme, on l'appelait Lola...) wiki


この歌の中の「ローラ」は1ローラなんですね。
ナントから旅は続いているわけです。


感受、感謝


2012年7月12日木曜日

昔のパリ、ロディエ通り。


ランチタイムに、昔の世界を旅してみたい。という話をしていました。

その友人は本当になんでも知っていて、
とにかく、よく旅をして、よく本を読み、よく噛むのです。

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K先生が紹介している、そのサイト

2012年7月10日火曜日 「このサイト」 
最近、アマゾン・フランスで、
「移民映画」や「パリ映画」(というジャンルがあるかどうかは別として)
に関係する本を何冊か買ったのですが、
その内の1冊に紹介されていた「まとめサイト」が、これです。
http://www.thecinetourist.net/paris.html


に載っている記事。
昔のパリと今のパリを比べてみると・・・

http://parisavant.com/index.php?showimage=2046

おーー!


↑この、モンマルトルにある「ロディエ通り(Rue Rodier)」は、
パリ9区の右肩、ロシュシュアール地区にあります。
La rue Rodier est une voie du 9e arrondissement de Paris, en France.

9区:
33 - サン=ジョルジュ地区 (Quartier Saint-Georges)
34 - ショセ=ダンタン地区 (Quartier de la Chaussée-d'Antin)
35 - フォーブール=モンマルトル地区 (Quartier du Faubourg-Montmartre)
36 - ロシュシュアール地区 (Quartier de Rochechouart)

近くにある、メトロの駅、バルベス=ロシュシュアール駅 (Barbès - Rochechouart)は、
開業当時の駅名はブールヴァール・バルベス(Boulevard Barbès)で、1907年に現駅名に改名。


(バルベス=ロシュシュアール駅 地上部分)


で、

モンマルトルにある、その「ロディエ通り」に関する、妙に詳しい記述を発見。

ロディエ通りはモンマルトルの丘の中腹に位置する。アンヴェール公園Square d'Anversの南から始まって485mの下り坂になっている。アンヴェールとはベルギーの都市アントワープのことであろう。最寄のメトロ駅がやはりアンヴェールになる。地下鉄2号線(Porte Dauphine - Nation)である。アンヴェール駅はロシュシュアール大通りBoulevard de Rochechouartにある。ここからパリを見渡すサクレクール大聖堂に上る。ロディエは19世紀のフランス銀行(中央銀行)の副総裁の名前だそうだ。ロディエと呼ばれる集合住宅地区cite Rodierがあった。ロシュシュアールは、モンマルトル修道院に属していた女子修道院の院長Marguerite de Rochechouart de Montpipeau (1665-1727)からきている。女性の名前がついた大通りはパリでも珍しい。1717年からその死まで修道院長を務めたのだが、大通りとして名前が残ったのは偶然のようだ。1740年にロシュシュアール通りrue Rochechouartが出来たときは、舗装されていない泥道であったがその後の都市改造で大通りとなったのだから。
(http://hebdofrance.masa-mune.jp/log228.htm)

こちらは、wikiの記事、
Boulevard de Rochechouart:
Situé au pied et au sud de la butte Montmartre, ce boulevard porte comme la rue voisine, le nom de Marguerite de Rochechouart de Montpipeau (1665-1727), abbesse de Montmartre. 
Marguerite de Rochechouart de Montpipeau:
Marguerite de Rochechouart de Montpipeau est une religieuse érudite française, née en 1665 et morte à Paris le 23 octobre 1727.
43e abbesse de Montmartre, elle dirige l'abbaye bénédictine du 13 septembre 1713, pendant la régence de Philippe d'Orléans, jusqu'à sa mort en 1727. L'abbaye de Montmartre (actuellement sur le territoire de Paris) est disparue aujourd'hui, seule subsiste l'église Saint-Pierre de Montmartre.wiki


写真ってすごい。
という当然になりかけていたことを、当然でなく、感受する夜。感謝。

2012年7月10日火曜日

Demy 6 「シェルブ」と「ロシュフォ」+撮影



ドゥミ研 第6回は、シェルブとロシュフォ(←略すな!笑)です。

まずは、基本情報をサラッと。


「シェルブールの雨傘」(1963年/91分/35ミリ/カラー)
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ニーノ・カステルヌオーヴォ、アンヌ・ヴェルノン
アルジェリア戦争によって引き裂かれてしまった傘屋の娘ジュヌヴィエーヴと工員ギイの恋。
全編が歌によって展開するこの上なく美しく、悲しいこのメロドラマは、強烈なまでに美しい色彩のコントラスト、そして人生の残酷さと共にある。
Les Parapluies de Cherbourg est un film musical franco-allemand de Jacques Demy, sorti en 1964. C'est le premier des deux films entièrement chantés de Jacques Demy, le second étant Une chambre en ville (1982).
(アルジェリア戦争は、1954年から1962年にかけて行われたフランスの支配に対するアルジェリアの独立戦争。年代重要ですね。)


「ロシュフォールの恋人たち」(1966年/120分/35ミリ/カラー)
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、フランソワーズ・ドルレアック、ジャック・ペラン
陽光まぶしい南仏のロシュフォールを舞台に繰り広げられる切なくも甘い恋模様。劇中双子を演じるドルレアックとドヌーヴという実際の姉妹が、ミシェル・ルグランのジャジーなスコアに合わせて踊る幸福に包まれたミュージカル。
Les Demoiselles de Rochefort est un film musical français de Jacques Demy sorti en 1967.

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で、まあ、映画の内容などは詳しいサイトがたくさんあるので、
今回は、<撮影>にスポットを当ててみました。

A:「シェルブールの雨傘」の撮影は、ジャン・ラビエJean Rabier

B:「ロシュフォールの恋人たち」の撮影は、ギスラン・クロケ Ghislain Cloquet


A:ジャン・ラビエは、のちほど詳しく。

B:ギスラン・クロケは下記のように受賞などもしています。
ドゥミ作品では他に、「ロバと王女」 1970 : Peau d'Âne de Jacques Demy も担当。
ギスラン・クロケGhislain Cloquet: ロベール・ブレッソン、ジャック・ドゥミの映像を支えた。ロマン・ポランスキー監督の『テス』(主演ナスターシャ・キンスキー)で アカデミー撮影賞、英国アカデミー賞撮影賞、セザール賞撮影賞などを受賞した。wiki

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で、気になるのは、
A:「シェルブールの雨傘」を撮影した、ジャン・ラビエJean Rabierです。
あの映像美しさはどこから来たのか。

ジャン・ラビエの年表をみると、
ずーーーっと、クロード・シャブロルClaude Chabrol監督作品の撮影を担当をしています。


クロード・シャブロル監督作品の初期ものだと
- 美しきセルジュ Le Beau Serge (1958)
- いとこ同志 Les Cousins (1959)
- パリところどころ Paris vu par... (1965) ←例のK先生がごにょごにょしていた映画です。



他には、

フランソワ・トリュフォー監督
- 大人は判ってくれないLes Quatre Cents Coups de François Truffaut(1959)


ルネ・クレマン監督
- 太陽がいっぱい Plein soleil de René Clément(1960)

アニエス・ヴァルダ監督
- 5時から7時までのクレオ Cléo de 5 à 7(1961)
- 幸福 Le Bonheur(1964)


肝心の、ドゥミ作品
昨日紹介した、
- 天使の入り江 La Baie des Anges de Jacques Demy と、
- シェルブールの雨傘 Les parapluies de Cherbourg de Jacques Demy

などなど、とにかくあの美しさは絶対的な経験のなせる技の上に確率されていたのでした。
膨大な撮影作品詳しくはwiki  http://fr.wikipedia.org/wiki/Jean_Rabier

 
最後に、1曲。



ああ、ねむい。でも眠い時っていいアイデアが出たりするものです。
感受、感謝。

2012年7月9日月曜日

Demy 5 『天使の入り江』+エヴァン


第四回の続きで何を書こうとしたのか・・・思い出せないので(汗)

ドゥミ研、第5回、『天使の入り江』と、
ドゥミ作品を語るなら、忘れちゃいけないベルナール・エヴァン!について


天使の入江 La baie des anges
(1962年/89分/35ミリ/モノクロ/)
監督:ジャック・ドゥミ
出演:ジャンヌ・モロー、クロード・マン
銀行員のジャックは、同僚キャロンの悪影響を受け、ギャンブルに染まっていく。ある日カジノで出会ったジャッキーに惹かれるジャックは、二人の愛をルーレットに託そうとする…
この映画で最も描きたかったのは情熱のメカニズムだ。(J・ドゥミ)
ジャック・ドゥミのすべての作品の中でも『天使の入江』は最も秘密に満ちていて、それでいて最もシンプルな作品である。(ティエリー・ジュス、「カイエ・デュ・シネマ」)

音楽はミシェル・ルグランMichel Legrand !いえい。



La Baie des Anges est un film français de Jacques Demy, avec Jeanne Moreau (en blonde platine dans ce film) et Claude Mann, sorti en 1963.

Synopsis:
Jean Fournier, jeune employé de banque, est initié au jeu par son collègue Caron. Favorisé par la chance, il décide de partir pour Nice contre l'avis de son père et est ainsi chassé de chez lui. Dans un casino, il rencontre sa reine, une certaine Jackie, dont il tombe immédiatement amoureux. Jackie n'est pas insensible au charme de Jean, mais la passion qu'ils portent au jeu et leur amour vont s'avérer incompatibles. L'amour finit par l'emporter sur la passion du jeu et sauve le couple de la chute.wiki
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で、ベルナール・エヴァンです。

ベルナール・エヴァン(Bernard Evein, 1929 - 2006)は、フランスの舞台美術家、映画美術家である。ヌーヴェルヴァーグの映画作家の作品を多く手がけた。

参加作品がどれもこれも美しいです。

Condisciple de Jacques Demy à l'école des Beaux-Arts de Nantes, il est le décorateur de ce dernier pour huit de ses films. Diplômé de l'IDHEC en 1951 (section décoration), il collabore également avec des cinéastes comme François Truffaut, Louis Malle, Claude Chabrol, Jean-Luc Godard, Agnès Varda et Alain Cavalier ; au théâtre, il travaille notamment avec Jean-Louis Barrault. Sa réflexion sur la couleur dans le décor fait de lui un novateur dans ce domaine.

wikiをざっくりまとめると、

エコール・デ・ボザール ナント校でジャック・ドゥミと同級生だった。

1949年、高等映画学院に入学
1951年、同校を卒業

1957年ドゥミ監督の短篇映画『冷淡な美男子』の美術・装飾を手がけ映画界にデビュー



以下、ドゥミ作品8つを含む、エヴァンの参加した主な映画を抜粋すると、

-大人は判ってくれない : 監督フランソワ・トリュフォー、1958年

-地下鉄のザジ : 監督ルイ・マル、1960年

-ローラ Lola : 監督ジャック・ドゥミ、1960年 - 衣裳

-女は女である : 監督ジャン=リュック・ゴダール、1961年

-天使の入江 La Baie des Anges : 監督ジャック・ドゥミ、1962年

-鬼火 : 監督ルイ・マル、1963年

-シェルブールの雨傘 : 監督ジャック・ドゥミ、1963年

-ロシュフォールの恋人たち : 監督ジャック・ドゥミ、1966年

-ベルサイユのばら : 監督ジャック・ドゥミ、1979年

-都会のひと部屋 Une chambre en ville : 監督ジャック・ドゥミ、1982年

-想い出のマルセイユ Trois places pour le 26 : 監督ジャック・ドゥミ、1988年 - 衣裳

1988年に公開されたジャック・ドゥミ監督の『想い出のマルセイユ』を最後に、ドゥミが1990年に亡くなり、エヴァンは引退してしまった。セザール賞に6回ノミネートされたが、最優秀賞はいずれも逃している。wiki

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眩しいくらいの化学反応。
感受、感謝。



2012年7月8日日曜日

ナントのビスケット

例の「ナントのビスケット」を
伊勢丹の地下で発見しました。
しかも、安売りコーナー(ナント!)

2012年7月7日土曜日

「喜びの歌」の件


flashmob 好きです。

K先生が、

2012年7月6日金曜日 「喜びの」 
いいなあ、この「喜びの歌」。
一緒に歌いたい!

とつぶやいているのは、

2012年5月19日午後6時。 スペインのカタルーニャ州サバデイにある広場。
ひとりの少女が大道芸人らしきコントラバスを持つ男性の帽子に、コインを入れるところから
物語は始まります。



これがまた、フランスと関係なくもないのです。

歌詞は、シラーの詩作品「自由賛歌」(Hymne à la liberté 1785年)がフランス革命の直後ラ・マルセイエーズのメロディーでドイツの学生に歌われていた。そこで詩を書き直した「歓喜に寄せて」(An die Freude 1803年)にしたところ、これをベートーベンが歌詞として1822年 - 1824年に引用書き直したもの。 
一説にはフリーメイソンの理念を詩にしたものだともいう。
ベートーヴェンは生涯にわたってシラーの詩集を愛読したが、実際に交響曲第9番ニ短調『合唱付』作品125の第4楽章の歌詞に織り込むにあたって、3分の1ほどの長さに翻案している。冒頭にバリトン歌手が独唱で歌う“おお友よ、このような歌ではなく…”は、ベートーヴェンが自分で考えたものであり、シラーの原詩にはない。 
1985年に欧州連合が欧州連合賛歌(欧州の歌)として採用したことに伴い、ラテン語の歌詞が付けられている。
wiki

An die Freude
「歓喜に寄せて」

O Freunde, nicht diese Töne!
Sondern laßt uns angenehmere
anstimmen und freudenvollere.
(ベートーヴェン作詞)

Freude, schöner Götterfunken,
Tochter aus Elysium
Wir betreten feuertrunken.
Himmlische, dein Heiligtum!

おお友よ、このような音ではない!
我々はもっと心地よい
もっと歓喜に満ち溢れる歌を歌おうではないか
(ベートーヴェン作詞)

歓喜よ、神々の麗しき霊感よ
天上の楽園の乙女よ
我々は火のように酔いしれて
崇高な汝(歓喜)の聖所に入る


フランス語だと、楽園の娘にl'Élysée,が出てきますね

Mes amis, cessons nos plaintes !'
Qu'un cri joyeux élève aux cieux nos chants
de fêtes et nos accords pieux !
Joie !

Joie ! Belle étincelle des dieux
Fille de l'Élysée,
Nous entrons l'âme enivrée
Dans ton temple glorieux.
Tes charmes lient à nouveau
Ce que la mode en vain détruit ;
Tous les hommes deviennent frères
Là où tes douces ailes reposent.


エリゼ宮が建てられたのは1718年。
ベートーベンは、(1770年 - 1827年)。
ベートーベンが歌詞として1822年 - 1824年に引用書き直した。
 
l'Élyséeには、なにかありますね、きっと。
時間がないので深追いはしません。笑
  
感受、感謝。

2012年7月6日金曜日

Demy 4 『新・七つの大罪』


ドゥミ研、第四回は『淫乱の罪』
(きゃ!すごいタイトルですね・・・)

原題は La Luxure です。



淫乱の罪(新七つの大罪 第4話)
(1961年/14分/35ミリ/モノクロ/フランス語)
監督:ジャック・ドゥミ
出演:ジャン=ルイ・トランティニャン、ロラン・テルジエフ
画学生のベルナールは、幼なじみジャックと町で出くわす。ふと買ったボッシュの画集を見ているうち、官能的な世界と現実が重なっていき、二人はナンパに精を出す。

こちらで3分間の動画が見られます。 
http://www.ina.fr/art-et-culture/cinema/video/CAF97063504/les-sept-peches-capitaux-la-luxure-malefices.fr.html

Director: La Colère: Eugène Ionesco, Sylvain Dhomme, Max Douy L’Envie: Edouard Molinaro La Paresse: Jean-Luc Godard La Luxure: Jacques Demy L’Orgueil: Roger Vadim La Gourmandise: Philippe de Broca L’Avarice: Claude Chabrol

"Les Sept Péchés capitaux", film composé de sept sketchs (la luxure, l'avarice, la gourmandise, la colère, l'avarice, l'orgueil et...) réalisés chacun par un cinéaste : Demy pour la luxure, Chabrol pour l'avarice, Vadim pour l'orgueil :- Tournage "Les sept péchés capitaux : la luxure" de Jacques Demy : PE jambes de filles dansant le twist / PE Anouk AIMEE, Jacques DEMY, Jean Louis TRINTIGNANT et Claude CHABROL- ITW Jacques DEMY : il a préféré traiter ce sujet, la luxure, d'après la confusion courante que l'on commet entre "luxure" et "luxe".
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wikiをざっくりまとめると

『新・七つの大罪』
(しん・ななつのたいざい、Les Sept Péchés capitaux)
1962年製作・公開のフランス・イタリア合作のオムニバス映画。
   
1952年のオムニバス映画『七つの大罪』からちょうど10年が経過した1962年、新進気鋭のヌーヴェルヴァーグの映画監督たちを中心に、同じテーマ、キリスト教の「七つの大罪」を描きなおそうという企画である。
  
『怒りの罪』 La Colère
監督 : シルヴァン・ドム
『羨みの罪』 L'Envie
監督 : エドゥアール・モリナロ
『大食いの罪』 La Gourmandise
監督 : フィリップ・ド・ブロカ
『淫乱の罪』 La Luxure
監督 : ジャック・ドゥミ
『怠けの罪』 La paresse
監督 : ジャン=リュック・ゴダール
『傲慢の罪』 L'Orgueuil
監督 : ロジェ・ヴァディム
『貪欲の罪』 L'Avarice
監督 : クロード・シャブロル
   

劇作家ウジェーヌ・イヨネスコの戯曲をテレビ映画化したことのあるシルヴァン・ドム、リノ・ヴァンチュラ主演の『彼奴を殺せ』(1959年)で知られるエドゥアール・モリナロ、ジャン=ピエール・カッセル主演の『恋のゲーム』(1960年)で長篇デビューしたフィリップ・ド・ブロカ、『ローラ』(1961年)で長篇デビューしたジャック・ドゥミ、『女は女である』(1961年)を撮った直後のジャン=リュック・ゴダール、
若妻ブリジット・バルドーを1作でスターにした『素直な悪女』(1956年)のロジェ・ヴァディム、『いとこ同志』(1959年)で第9回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したクロード・シャブロルの7人である。

あ、でっぱつ時間です。
つづきは夜!

2012年7月5日木曜日

パリの旧環状鉄道


ドゥミ研、ブレイクタイム!
(単に、寝坊しただけなのですが。笑)

ということで、
清岡先生の「パリ燃え」
7月号に掲載されていた、
ラ・プティト・サンチュールについて、2、3のこと。



La ligne de Petite Ceinture de Paris est une ancienne ligne de chemin de fer à double voie de 32 kilomètres de longueur (hors raccordements) qui faisait le tour de Paris à l'intérieur des boulevards des Maréchaux. Wiki

▼詳しいサイト
「La Petite Ceinture 忘れられた鉄道」
www.geocities.jp/lapetiteceinture/
パリの旧環状鉄道の廃線、
La Petite Ceinture
ラ・プティト・サンチュールを紹介するページです。
(iPhone は文字化けします)

▼エルメスの鞄のシリーズ名
La Petite Ceintureにもなっています。
▼最後に良い写真を


La Petite Ceinture traverse le Parc Montsouris, dans une tranchée profonde d'une vingtaine de mètres.wiki

2012年7月4日水曜日

Demy 3 『ローラ』とナント


ドゥミ研、第三回は、ドゥミ初の長編映画『ローラ』です。



こちらはフランスのアマゾン
(フランスのDVDは斜にかまえています)

こちらは日本のアマゾンのDVDジャケ
(なぜか美空ひばりを思い出してしまいました…)


  
ローラ Lola

(1961年/フランス/85分/35ミリ/モノクロ)
監督:ジャック・ドゥミ
出演:Jacques Harden ジャック・アルダン、アヌーク・エーメ、マルク・ミシェル
舞台はナント。キャバレーの踊り子ローラは、幼い息子を抱え、忽然と姿を消したミシェルの帰りを待っていた。アメリカ人の水兵、幼なじみのローランなど彼女に好意を寄せる者は後を絶たない。そんな時、キャデラックに乗った男が現れる…
眩いほどに美しいドゥミの長編処女作。

<もうちょっと詳しい内容紹介>amazonより
港町ナントを舞台に綴られる、美しき恋の物語
永遠に輝く“ヌーヴェル・ヴァーグの真珠”
フランス西部の港町ナント。キャバレー〈エル・ドラド〉の踊り子として働くローラは、7年前に出会った男ミシェルの「必ず帰って来る」と言った言葉を信じて待ち続けていた。そんななか、ミシェルの面影を宿すアメリカ人水兵の客フランキーと親しくなっていた彼女は、ある日、偶然にも幼なじみのロランと10年ぶりに再会する……。
「ヌーヴェル・ヴァーグの真珠」と形容されるままに、やさしく愁いを帯びて輝き続けるジャック・ドゥミの処女長編。すれ違いながらも運命的な出会いと別れを繰り返す男女のまにまに綴られてゆく3つの恋の物語に、さまざまな映画の記憶と断片が散りばめられる。
「僕は、世界を美しいものとして描こうとした」というドゥミの言葉そのままに、甘やかな幸福感に包まれてゆく、永遠の傑作。

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
出会いと別れを繰り返す男女の恋を描いたジャック・ドゥミ監督の長編第1作。フランス西部の港町でキャバレーの踊り子として働くローラは、7年前に出会った男を信じて待ち続けていた。そんなある日、偶然にも幼馴染みのロランと10年ぶりに再会し…

---------------------------
ゆーちゅーぶというサイトに、この映画が1時間半も掲載されています・・・


で、
ローラ(セシル)Lola (Cécile)を演じているのは、
アヌーク・エーメ Anouk Aimée です。

ダバダバダ♪映画にも出ています。





パートⅡ!

アヌーク・エーメ出演の映画で気になるのは、
ジョージ・キューカー監督の作品「アレキサンドリア物語」(原題:Justine)1969

ローレンス・ダレル原作「アレキサンドリア四重奏」の「ジュスティーヌ」の章を映画化したものです。

DVD探してみよーっと。

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そして、マルク・ミシェルMarc Michel は、『シェルブールの雨傘』1963にも出演しています。
ふむふむ。


めずらしく映画の話ばかりしてしまいましたが、
最後に、ナントの場所を確認しましょう。


紋章が渋いです。



ナント大聖堂

みなさん、知らないと思いますが、ここナントは「ナントの勅令」のナントですよ!
(え!ご存知なんですか! ナント!)

えーと…、じゃあ、ナントは「ビスケット」の揺籃地です。
どうですか、ご存知でしたか?(え、どうでもいい? ナント!)

ナントはフランスのビスケット製造の揺りかごとなった地で、LUのロゴで知られるルフェーヴル=ユーティル社と、BNのロゴで知られるビスキュイテリー・ナンテーズ社発祥の地として知られている。駅に近接した中心部に、ルフェーヴル=ユーティル社の工場の一部が保存されており、工場付属の塔はナント市民にとって象徴となっている:wiki

  
感受、もぐもぐ、感謝!