ドゥミ研、第三回は、ドゥミ初の長編映画『ローラ』です。
こちらはフランスのアマゾン
(フランスのDVDは斜にかまえています)
(フランスのDVDは斜にかまえています)
こちらは日本のアマゾンのDVDジャケ
(なぜか美空ひばりを思い出してしまいました…)
ローラ Lola
(1961年/フランス/85分/35ミリ/モノクロ)
監督:ジャック・ドゥミ
出演:Jacques Harden ジャック・アルダン、アヌーク・エーメ、マルク・ミシェル
舞台はナント。キャバレーの踊り子ローラは、幼い息子を抱え、忽然と姿を消したミシェルの帰りを待っていた。アメリカ人の水兵、幼なじみのローランなど彼女に好意を寄せる者は後を絶たない。そんな時、キャデラックに乗った男が現れる…
眩いほどに美しいドゥミの長編処女作。
<もうちょっと詳しい内容紹介>amazonより
港町ナントを舞台に綴られる、美しき恋の物語
永遠に輝く“ヌーヴェル・ヴァーグの真珠”
フランス西部の港町ナント。キャバレー〈エル・ドラド〉の踊り子として働くローラは、7年前に出会った男ミシェルの「必ず帰って来る」と言った言葉を信じて待ち続けていた。そんななか、ミシェルの面影を宿すアメリカ人水兵の客フランキーと親しくなっていた彼女は、ある日、偶然にも幼なじみのロランと10年ぶりに再会する……。
「ヌーヴェル・ヴァーグの真珠」と形容されるままに、やさしく愁いを帯びて輝き続けるジャック・ドゥミの処女長編。すれ違いながらも運命的な出会いと別れを繰り返す男女のまにまに綴られてゆく3つの恋の物語に、さまざまな映画の記憶と断片が散りばめられる。
「僕は、世界を美しいものとして描こうとした」というドゥミの言葉そのままに、甘やかな幸福感に包まれてゆく、永遠の傑作。
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
出会いと別れを繰り返す男女の恋を描いたジャック・ドゥミ監督の長編第1作。フランス西部の港町でキャバレーの踊り子として働くローラは、7年前に出会った男を信じて待ち続けていた。そんなある日、偶然にも幼馴染みのロランと10年ぶりに再会し…
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ゆーちゅーぶというサイトに、この映画が1時間半も掲載されています・・・
で、
ローラ(セシル)Lola (Cécile)を演じているのは、
アヌーク・エーメ Anouk Aimée です。
ダバダバダ♪映画にも出ています。
パートⅡ!
アヌーク・エーメ出演の映画で気になるのは、
ジョージ・キューカー監督の作品「アレキサンドリア物語」(原題:Justine)1969
ローレンス・ダレル原作「アレキサンドリア四重奏」の「ジュスティーヌ」の章を映画化したものです。
DVD探してみよーっと。
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そして、マルク・ミシェルMarc Michel は、『シェルブールの雨傘』1963にも出演しています。
ふむふむ。
めずらしく映画の話ばかりしてしまいましたが、
最後に、ナントの場所を確認しましょう。
紋章が渋いです。
ナント大聖堂
みなさん、知らないと思いますが、ここナントは「ナントの勅令」のナントですよ!
(え!ご存知なんですか! ナント!)
えーと…、じゃあ、ナントは「ビスケット」の揺籃地です。
どうですか、ご存知でしたか?(え、どうでもいい? ナント!)
ナントはフランスのビスケット製造の揺りかごとなった地で、LUのロゴで知られるルフェーヴル=ユーティル社と、BNのロゴで知られるビスキュイテリー・ナンテーズ社発祥の地として知られている。駅に近接した中心部に、ルフェーヴル=ユーティル社の工場の一部が保存されており、工場付属の塔はナント市民にとって象徴となっている:wiki
感受、もぐもぐ、感謝!