2012年7月7日土曜日

「喜びの歌」の件


flashmob 好きです。

K先生が、

2012年7月6日金曜日 「喜びの」 
いいなあ、この「喜びの歌」。
一緒に歌いたい!

とつぶやいているのは、

2012年5月19日午後6時。 スペインのカタルーニャ州サバデイにある広場。
ひとりの少女が大道芸人らしきコントラバスを持つ男性の帽子に、コインを入れるところから
物語は始まります。



これがまた、フランスと関係なくもないのです。

歌詞は、シラーの詩作品「自由賛歌」(Hymne à la liberté 1785年)がフランス革命の直後ラ・マルセイエーズのメロディーでドイツの学生に歌われていた。そこで詩を書き直した「歓喜に寄せて」(An die Freude 1803年)にしたところ、これをベートーベンが歌詞として1822年 - 1824年に引用書き直したもの。 
一説にはフリーメイソンの理念を詩にしたものだともいう。
ベートーヴェンは生涯にわたってシラーの詩集を愛読したが、実際に交響曲第9番ニ短調『合唱付』作品125の第4楽章の歌詞に織り込むにあたって、3分の1ほどの長さに翻案している。冒頭にバリトン歌手が独唱で歌う“おお友よ、このような歌ではなく…”は、ベートーヴェンが自分で考えたものであり、シラーの原詩にはない。 
1985年に欧州連合が欧州連合賛歌(欧州の歌)として採用したことに伴い、ラテン語の歌詞が付けられている。
wiki

An die Freude
「歓喜に寄せて」

O Freunde, nicht diese Töne!
Sondern laßt uns angenehmere
anstimmen und freudenvollere.
(ベートーヴェン作詞)

Freude, schöner Götterfunken,
Tochter aus Elysium
Wir betreten feuertrunken.
Himmlische, dein Heiligtum!

おお友よ、このような音ではない!
我々はもっと心地よい
もっと歓喜に満ち溢れる歌を歌おうではないか
(ベートーヴェン作詞)

歓喜よ、神々の麗しき霊感よ
天上の楽園の乙女よ
我々は火のように酔いしれて
崇高な汝(歓喜)の聖所に入る


フランス語だと、楽園の娘にl'Élysée,が出てきますね

Mes amis, cessons nos plaintes !'
Qu'un cri joyeux élève aux cieux nos chants
de fêtes et nos accords pieux !
Joie !

Joie ! Belle étincelle des dieux
Fille de l'Élysée,
Nous entrons l'âme enivrée
Dans ton temple glorieux.
Tes charmes lient à nouveau
Ce que la mode en vain détruit ;
Tous les hommes deviennent frères
Là où tes douces ailes reposent.


エリゼ宮が建てられたのは1718年。
ベートーベンは、(1770年 - 1827年)。
ベートーベンが歌詞として1822年 - 1824年に引用書き直した。
 
l'Élyséeには、なにかありますね、きっと。
時間がないので深追いはしません。笑
  
感受、感謝。