さて、きょうの復習は、
応用編 3月号 P.100「半過去」について。
================
【 清岡先生の解説 】
・半過去形の心理的視点は「過去のどこか」にある
・複合過去の視点は「現在」にある
(まいフラ 応用編 3月号 P.100-P.101)
================
前にも書きましたが、
「半過去」=「写真」です。
複合過去と半過去についての清岡先生の上記の解説を「半過去」=「写真」の定義をもとに読み解くと、以下のようになります。
----------------------
想像してください。(Imagine all the people♪)
今、あなたは「飼い犬とよく散歩した頃の写真」を手にしています。
<例文>
・Tous les matins, je faisais une promenade avec mon chien.
毎朝、ボクは飼い犬と一緒に散歩したものだ。(cf.フラ語ホドがあるp.164)
この例文が、誰か他の人の「写真」=「半過去」になっても同じことです。
<例文>
・Tous les matins, Tarao faisait une promenade avec son chat.
毎朝、タラオは飼いネコと一緒に散歩したものだ。
上記2つの例文は「過去の習慣」としての半過去です。
----------------------
では、「過去の継続」としての半過去をどうとらえるか。
継続の場合は、「半過去」=「舞台セット」と考えるととてもわかりやすいです。
想像してください。( It's easy if you try♪)
今、舞台上ではタラオがテレビを見ています。そこへサザエがやってきました。
<例文>
・Quand Sazaé est entrée dans la chambre, Tarao regardait la télé.
サザエが部屋に入ったとき、タラオはテレビを見ていた。(cf.フラ語ホドがあるp.164)
この「半過去」=「舞台セット」が他のシチュエーションになっても同じことです。
たとえば、週末、桜を観にいこうかなあと思っていたところ、雨が降ってしまいました。
<例文>
・Comme il pleuvait, je ne suis pas sorti(e).
雨が降っていたので、私は外出しませんでした。
-----------------
というわけで、
複合過去の視点は「現在」=「主人公」にあり、
半過去形の心理的視点は「過去のどこか」=「舞台装置」や「写真」にある。
未来の自分へ。もっとわかりやすい定義を見つけたら、すぐ教えてください。
はい!
感受、感謝。