2012年7月1日日曜日

Demy 1 ロワール渓谷+城


古いノートに、ジャック・ドゥミの作品リストが挟まっているのを発見。
せっかくなので、10回シリーズでまとめてみます。

1回目の今日は、デビュー作の短編映画


Le Sabotier du Val de Loire
邦題:ロワール渓谷の木靴職人
1955年/26分/35mm/モノクロ
出演:ジョルジュ・ルーキエ(ナレーター)

Le Sabotier du Val de Loire est un court-métrage de Jacques Demy filmé en 1955.
ナントの近郊に住む木靴職人の夫婦についてのドキュメンタリー。ドゥミは、この短編処女作で、戦時中に弟と自分を受け入れてくれたこの職人夫婦の労働によって営まれる生活、彼らのシンプルながら揺るぎない愛情へオマージュを捧げている。

- LE SABOTIER DU VAL DE LOIRE (25')
premier film écrit et réalisé par JACQUES DEMY (1955)
Au bord de la Loire, vivent un sabotier et sa femme qui avaient recueilli Jacques et son frère Yvon pendant la guerre et les bombardements
de Nantes. Leurs gestes quotidiens, en particulier ceux du sabotier, racontent mieux encore que leurs rares paroles, une certaine façon de vivre et de vieillir pauvrement et sagement.


で、

気になるのはジャック・ドゥミからは完全に脱線するのですが、
世界遺産でもある、ロワール渓谷。素敵です。

場所はこちら


ざっくりwikiをまとめると、ロワール渓谷は

「歴史上の重要都市が点在し、  
数々の名城が現存してるので「フランスの庭園」の異名を取る。
また、かつての宮廷の典雅なフランス語が発達したことから 
「フランス語の揺籃地」とも呼ばれる」

揺籃地:「ゆりかごち」と読んでしまいそうですが、「ようらんち」。ふむふむ。汗


▼シノン城
「1429年にフランス王シャルル7世とジャンヌ・ダルクが最初に対面したシノン城」可愛いですねー。





▼ブロワ城
「ルイ12世のときに大改修が行われたブロワ城は、続く歴代の王フランソワ1世、アンリ2世らにも使われ、ギーズ公アンリが殺害された1588年の三部会の舞台ともなった」
超かっこいい、ゴシック建築ですね。




「なかでも最も有名な建築が、フランソワ1世の翼にあるすばらしい螺旋階段である」↓やー、素晴らしい。




▼シャンボール城
「ロワール渓谷最大の城であるシャンボール城」



▼シュノンソー城
「美しさで知られるシュノンソー城。シェール川の古い製粉所跡に建てられており、文献上に始めて登場したのは11世紀のことである。」
 



感受、感謝。