2011年11月23日水曜日

「金のしずく」地区

「金のしずく」、って言われると、なんだか濃厚な焼肉の胡麻ダレの商品名みたいですね。笑

さて、では、いつもの、パリ初心者による初心者のためのパリつまみ食い。

まず、

「金のしずく」は、う、さ?

18区にある。




18区は、さらに4つに分かれる。

― グランド=カリエール地区(Quartier Grandes-Carri res)

― クリニャンクール地区 (Quartier de Clignancourt)

― グット=ドール地区 (Quartier de la Goutte-d'Or)

― ラ・シャペル地区 (Quartier de La Chapelle)

ふむふむ。

18区のいろいろwikiをざっくりまとめると、


★「モンマルトルの丘」

モンマルトルの名前の由来は、
『Mont des Martyrs(殉教者の丘)』

紀元272年ごろ、
モンマルトルの丘の近くで、
後にフランスの守護聖人となる、
パリ最初の司教聖デニス(サン・ドニ)が迫害され殉教した。

サン・ドニは、北に数キロ歩き息絶えたという。
その場所がサン=ドニのサン=ドニ大聖堂になったとされる。

ちなみに、「ピピンの寄進」で有名な小ピピンは、
このサン=ドニ大聖堂に眠っています。




★モンマルトルのサクレ・クール寺院
(Basilique du Sacr -C ur de Montmartre)







「聖なる心臓」(聖心)を意味する

着工は1877年
約4000万フランの費用
40年の歳月
1914年に完成


★洗濯船(Le Bateau-Lavoir)






パブロ・ピカソ(1904年から1909年までの間)、
アメデオ・モディリアーニ、ほか貧乏な画家達が
モンマルトルの「洗濯船(Le Bateau-Lavoir)」と呼ばれる安アパートに住み
アトリエを構え制作活動を行った。

ギヨーム・アポリネール
ジャン・コクトー
アンリ・マティスらも出入りし議論する活発な芸術活動の拠点となった
が、1914年以後は多くはモンパルナスなどへ移転した。

洗濯船と名づけたのは詩人のマックス・ジャコブ。


★『ラ・ボエーム(La bohème)』
1965年にリリースされフランス国内で人気を博したシャルル・アズナブールの『ラ・ボエーム(La bohème)』という曲は、彼の若い頃のモンマルトルでの思い出を歌ったものである。

ふむふむ。
では、最後にその曲を!



Je vous parle d'un temps
Que les moins de vingt ans
Ne peuvent pas connaître

Montmartre en ce temps-là
Accrochait ses lilas
Jusque sous nos fenêtres

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La bohème, la bohème
Ça voulait dire on est heureux
La bohème, la bohème