2009年4月29日水曜日
263 « 十二音綴 »
◎ 清岡先生のLA CLAIRIERE tomo-524.blogspot.com
そういえば、フランス語の詩の場合、典型的なのは12音でしたね。
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◎ alexandrin アレクサンドラン wiki抜粋
Un alexandrin est un vers français de douze syllabes composé de deux hémistiches. La sixième syllabe, c'est-à-dire la dernière du premier hémistiche, correspond à la césure (séparation des deux hémistiches) qui, en métrique classique, est le lieu de contraintes spécifiques.
アレクサンドラン(または十二音綴、alexandrine)は詩における韻律の行、つまり詩行(詩句)の一種。英語詩でも使われ、その場合はアレクサンドル格と訳される。アレクサンドランはバロック時代のドイツ文学や、近・現代のフランス語詩で一般的である。イギリス演劇でも、古い時代に使われることは多かったが、クリストファー・マーロウやウィリアム・シェイクスピアによって弱強五歩格にとって代わられた。
フランス文学の中で使われるようなSyllabic verse(音節からなる韻文、または詩)の中で、アレクサンドランは1行が12音節から成っている。アレクサンドランは、6音節目と7音節目の間にカエスーラ(中間休止、句切れ)を挟むことによっておのおの6音節ずつに2等分されるのが最も一般的である。
ピエール・コルネイユとジャン・ラシーヌの劇作は典型的に、押韻したアレクサンドランの二行連で構成されている。次の2行はコルネイユの『ル・シッド』(第4幕第3場)からである(「//」はカエスーラ)。
Nous partîmes cinq cents ; // mais par un prompt renfort
Nous nous vîmes trois mille // en arrivant au port
次にあげるシャルル・ボードレールの『宝石』は19世紀フランス語詩でのアレクサンドランの典型的な使用例である。
La très-chère était nue, // et, connaissant mon cœur,
Elle n'avait gardé // que ses bijoux sonores,
Dont le riche attirail // lui donnait l'air vainqueur
Qu'ont dans leurs jours heureux // les esclaves des Mores.
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Pierre Corneille, né à Rouen le 6 juin 1606 et mort à Paris le 1er octobre 1684, est un auteur dramatique français. Ses pièces les plus célèbres sont Le Cid, Cinna, Polyeucte et Horace. La richesse et la diversité de son œuvre reflètent les valeurs et les grandes interrogations de son époque.
ピエール・コルネイユ(Pierre Corneille, 1606年6月6日 - 1684年10月1日)は、17世紀フランス、古典主義の時代の劇作家で、ラシーヌ、モリエールと並び称される。代表作の悲劇『ル・シッド』(1637年)により名声を博すが、古典主義で重要視された三一致の法則に従っていない、として非難も浴びた。 彼の肖像はかつて、フランスの100フラン紙幣に描かれていた。
Jean Racine, né à La Ferté-Milon le 22 décembre 1639 et mort à Paris le 21 avril 1699, est un poète tragique français considéré, à l'égal de son aîné Pierre Corneille, comme l’un des deux plus grands dramaturges classiques français.
ジャン・バティスト・ラシーヌ(Jean Baptiste Racine,1639年12月21日誕生、12月22日受洗 - 1699年4月21日没)は、17世紀フランスの劇作家で、フランス古典主義を代表する悲劇作家である。ラシーヌは均整の取れた人物描写と劇的な筋の構成を、アレクサンドラン詩行と呼ばれるイアンボス6詩脚の丹精で華麗な韻文に綴った。彼の肖像はかつて、フランスの50フラン紙幣に描かれていた。
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Charles Pierre Baudelaire, né à Paris le 9 avril 1821 et mort le 31 août 1867 dans la même ville, est un poète français.
シャルル・ピエール・ボードレール(1821-1867)はフランスの批評家、詩人。ボードレールは詩という文学空間の可能性を最も早い時期に提示した詩人であり、彼の後に続くランボー、ヴェルレーヌ、そしてマラルメらに決定的な影響を与えたことから、「フランス近代詩の父」と称される。
Mon cœur,/ comme un oiseau,// voltigeait/ tout joyeux
(Baudelaire, Les Fleurs du mal, « Un voyage à Cythère ».)
Dans la plupart des analyses, les mesures rythmiques finissent avec la syllabe accentuée. Quand un mot comporte une syllabe accentuée suivie d'une syllabe féminine, cette dernière est rejetée dans la mesure suivante. Selon cette logique, la coupe peut donc avoir lieu au milieu d'un mot.
milieu n.f.韻律
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こちらは七五調↓
◎ どんぐりころころ wiki
どんぐりころころ どんぶりこ
お池にはまって さあ大変
どじょうが出て来て 今日は
ぼっちゃん一緒に 遊びましょう
どんぐりころころとは作詞:青木存義、作曲:梁田貞の童謡である。
1921年(大正10年)に刊行された『かはいい唱歌』(共益商社書店)が初出。
歌詞に出てくる「どんぶりこ」は池に落ちた音の擬音語だが、「どんぐり」に引きずられて間違えて「どんぐりこ」と歌ってしまう人がいる。
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〆(・愛・ )
そういえば、このあいだ
―「俯瞰」で見れないと詩は書けないんだよ。
という話を聞いた。
お父さんの、
―上から書いて、と言いました。
は、違う意味での「上から」なのだけれど、
なんとなく繋がっている気がする。
さて今日も、ボクは世界を見に行こう!
(・愛・)ノ おーいえい! 感受、感謝!