英語の「clink clank clang」のような単語が
フランス語にもある。
「clic-clac」もしくは、
「clic」 と「 clac」
clic-clacは「かちっ、かちり、かたん、ぴしっ」
clicは 「かちっ、かちり、ぴしっ」
clacは「ぴしっ、ぴしゃり、ぱちっ、かしゃ」*1
clicは英語のclickと同義だ。
clacが翻訳された例としては、
ドアを「バン」と開ける時の音、
ドアが「パタン」と閉まる時の音、
机が「ガタ」っと鳴る時の音に「clac」が使われている。*2
と、
辞書に載っている単語もあるけれど、
音感をスペルであらわしたような擬音は
読んでいるとオノマトペの質感を感じる。
例えば、「FRSH」
葉が「カサ…」と鳴る「FRSHH」
紙を「グシャ」とする「FRSHH」
このスペルは
「FRRSH」で道を歩く時の「ジャリ」という音
「FRSH FRSH」で「ゆっさ ゆっさ」
などの用例もあって*2
質感を語感で感じる楽しさがある。
*1
仏和大辞典 clic, clac
*2
Chihayafuru - Tome 1
Editeur:Pika 2013