先生の写真は富士フィルム系の青色の発色が美しくて、とても好きです。
さて、今日は先生はパリ市内の西の方へ。
先生が紹介している「自由の女神像」。作者はフランスの彫刻家フレデリック=オーギュスト・バルトルディ。ニューヨークの自由の女神像を依頼された当時バルトルディは31歳(!)。自由の女神の顔はバルトルディの母親とドラクロワの絵画『民衆を導く自由の女神』をモデルに制作されたと言われています。
で、清岡先生のブログのすごいところは、パリの自由の女神像を紹介した次の記事で、その『民衆を導く自由の女神』をパンダに変えた広告を何気なく紹介しているところです。先生の脳内では無意識にシナプスが連携しているのでしょうか・・・すごすぎです。
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さて、キーワードをまとめようっと。
LA CLAIRIERE 元記事:
8月6日(木)「西方」
http://tomo-524.blogspot.jp/2015/08/blog-post_6.html
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▼自由の女神、の後ろ姿
1886年 ニューヨークの自由の女神像完成
1889年 パリのグルネル橋のたもとに完成
パリには2つの「自由の女神像」がありますが、先生の写真の自由の女神はパリ在住のアメリカ人たちがフランス革命100周年を記念してフランスに贈ったもので、1889年のパリ万博の時に、セーヌ川の中州である「白鳥の島(l’île aux Cygnes )」の上に架かる15区と16区を結ぶグルネル橋のたもとに建てられました。
グルネル橋の昔の写真↓を見ると女神の台座のデザインが違います。
http://paris1900.lartnouveau.com/ponts/pont_de_grenelle.htm
女神の場所グーグルマップ:
https://goo.gl/maps/YREqS
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▼ビル・アケム橋を渡るメトロ
ビル・アケム橋(Le Pont de Bir-Hakeim)は自由の女神と同じく「白鳥の島」上に架かる15区と16区を結ぶ橋。フランスのダイデ&ピル (Daydé & Pillé)社が建設※1。二層構造になっている橋の二階部分をメトロ6号線が通り、橋の中央の階段からは遊歩道「白鳥の小径」に降り白鳥の島の上を自由の女神像まで散策できます。ビル・アケム橋を施工したダイデ&ピル社はノートルダム橋やミラボー橋も建設していて共通の美と質の高さを感じます。
ビル・アケム橋グーグルマップ:
https://goo.gl/maps/mk0dK
※1
ダイデ&ピル社はいくつも表記がありwikiによると、ビル・アケム橋はDaydé名義で建設。ミラボー橋(pont Mirabeau à Paris [1896])はジャン・レサルが指揮をとりDaydé & Pillé名義で建設。
参考リンク:
http://structurae.info/entreprises/dayde
http://arthurleroux.fr/
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▼トロカデロも通ったので、
順番からいくと、自由の女神から白鳥の小径を歩いて、ビル・アケム橋から6号線に乗ってトロカデロかな。今度パリに行ったら歩いてみようっと。
Trocadéro est une station du métro de Paris sur les lignes 6 .wiki
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(ふー。ちょっと真面目に調べすぎたけど、たのしかったから、まる。)
感受、感謝!