2015年6月14日日曜日

歴史:紫陽花と乗船

紫陽花の花が咲いている。いや、紫陽花の「萼 ガク」が咲いている。
フランス語でHortensia 。ガクはsépaleまたはcalice M.。


最初にアジサイがフランスに導入されたのは、フランスの植物学者フィリベール・コメルソン(Philibert Commerçon 1727 – 1773)の手による wiki 。ふむふむ。

wikiをざっくりまとめると、植物学者のコメルソンは、フランスの探検家ブーガンヴィルとともに、1766年ラ・ブードゥーズ号に乗船して世界を一周。1768年の探検旅行には、コメルソンの助手にジャンヌ・バレという植物学者も乗船。彼女は男性と偽って乗船したフランスの女性で、世界一周航海をした最初の女性といわれている。

話を紫陽花に戻すと、紫陽花のフランス語名 Hortensia の名前の由来といわれている人物が、ナポレオン1世の義理の娘でナポレオン3世の母:オルタンス・ド・ボアルネ(Hortense de Beauharnais 1783 - 1837)。

Hortensia
Le nom de la fleur est souvent rattaché à celui d’Hortense, reine consort de Hollande, fille de Joséphine de Beauharnais en l’honneur de laquelle la plante aurait été nommée mais cette étymologie est anachronique.
(cf. http://fr.wikipedia.org/wiki/Hortense_de_Beauharnais)

なるほどなワールド。
 
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wikiまとめ

コメルソン
http://fr.wikipedia.org/wiki/Philibert_Commerson
 
ブーガンヴィル
http://fr.wikipedia.org/wiki/Louis_Antoine_de_Bougainville

ジャンヌ・バレ
http://fr.wikipedia.org/wiki/Jeanne_Barret