「フランス体験講座」で見た映画『パリ・ジュテーム』の復習。
『パリ・ジュテーム』は見たことがあったけれど、清岡先生の講座を通して自分の内面が変わったのがわかる。これから他の映画を見る時も自分の内面で感受する領域が増えた気がする。それは講座の後『クロワッサンで朝食を』を見たときにも少し思ったことだけれど。
『パリ・ジュテーム』
「16区から遠く離れて」ウォルターサレス&ダニエラ・トマス
LIN DU 16e Walter Salles & Daniela Thomas
※以下、ネタバレしています。講座での解説+自分で気がついたこと。
<講座での解説>
赤ちゃんとお母さん
↓
託児所
↓
バス→郊外電車→メトロ1→メトロ2→16区
・電車を乗り換え、郊外から城壁を越え、パリのなかへ
・主役はコロンビア出身のカタリーナ・サンディーノ・モレーノ
=見てわかるルックス=説明しない。
他にも盛りだくさんの解説がありましたが、要点のみ。
<自分で気がついていたこと>
・自分の赤ちゃん:視線を向けて、直接触れて、子守りを歌う。
・仕事の赤ちゃん:視線は窓の外、直接触れるシーンはなく、子守りを歌う。
・仕事先の赤ちゃんの顔にはカメラの焦点が合っていない+視線は窓の外
=主人公の心は自分の赤ちゃんへ
自分のなかの写真やデザインのテーマのひとつが「わかりやすい」ということなので、そういった意味でも、説明過多にならず「わかりやすい」について考える、学び多き機会となりました。感受、感謝。