2015年2月22日日曜日

応用:代名動詞の「顔」に着目

応用編、2月号P.119

このP.119 上から読んでいくと、ひとつの詩みたいですね。
ま、それはいいとして・・・。

代名動詞の再帰的用法
直接目的語と間接目的語を見分けるのがむずかしい・・・。

これについては、フラ語入門わかりやすいにもホドがある(改定前)という本の
P.142-143にとてもわかりやくかいてあります。
フラホドを読んでから応用編2月号P.119を読むととてもわかりやすいです。

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<復習>

再帰代名詞の直接目的語と間接目的語について、
ざっくりまとめて復習すると、

A: Sazae se lave. サザエは体を洗う 【直目】
B: Sazae se lave les mains. サザエは(自分の)を洗う【間目】
B: Sazae se lave la figure. サザエは(自分の)を洗う【間目】

ふむふむ。
つまり、「手」とか「顔」がある場合は、間接目的語になる。

にゃーんだ。かんたんですね。

(今日、2月22日はネコの日です。ま、それはおいといて。)

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で、ここに、
むかしの文法書(白水社・1965年発行)に書いてある、

「動作が人体の一部に対して働く場合には---定冠詞をもちいるのがふつうです」

という知恵を追加して、3つのパターンで比べると

A: Sazae se lave. サザエは体を洗う
B: Sazae lui lave la figure.   サザエは彼の顔を洗ってあげる
B: Sazae se lave la figure. サザエは(自分)の顔を洗う
C: Sazae lave ses chemises. サザエは自分の(彼女の)シャツを洗う

A:【直目】「手」とか「顔」とかが無い。
B:【間目】彼の「顔」を洗ってあげる。
B:【間目】自分の「顔」を洗う。
C:【間目】自分の所有物であるシャツを洗う

ここまで来ると、あれ?と気がつきます。

つまり、「手」とか「顔」とかがある場合は、
定冠詞をつけて間接目的語になる。ふむふむ。

にゃーんだ。かんたんですね。

今日、2月22日はネコの日です。

感受、感謝!