さて、休憩。
昨日から引き続き、
ワインの原料である、ブドウについて。
日本で栽培されているブドウの80%は食べる用
ヨーロッパでは、80%がワイン用です。
(教科書は P56-57)
そもそも、ブドウはざっくりわけると
2種類!
▼ワイン用:ヨーロッパ系
おもに、ワインにして飲むブドウ
酸味◎ 甘味◎
▽食べる用:アメリカ系
おもに、そのままデザートとして食べる
酸味△ 甘味◎
ワイン用のブドウ:
酸味甘味ともに強く、そのまま食べても美味しい!
が、皮がはがれにくく、食べにくい。涙
食べる用のブドウ:
ワインにしない理由は、独特の香りがある為。
皮がはがれやすく食べやすい。
ふむふむ。
でも、実は、
ぶどうの根っこは(ルーツ)は
なんと、アメリカに!
19世紀後半、フランス。
大切に栽培されてきたブドウの木が
アメリカからやってきた害虫によってほぼ全滅の危機に!
その時、その害虫に強い、アメリカ系のブドウの木を台木にして
ヨーロッパ系のブドウを継木することで、絶滅をまぬがれたのです。
もしかしたら、
ここがワインの転換期なのかもしれませんね。
最後に樹齢の話。
木の年齢
0歳 苗木の植え付け
3歳 ワインを作れるくらい実が出来る
5歳 若い木から作られるワインは味が軽め
10-30歳 樹齢を重ねるごとに収穫量は↓減るが深みや複雑さは↑増す。
80歳 そろそろ植え替え
なんだか、小説家や映画監督とすこし似ていますね。
ということで、次回からはいよいよ
赤白、御三家ワインを細かく研究していきます!