2012年4月22日日曜日

BT p12 ne pus que

『さよならをもう一度』(さよならをもういちど、原題:英: Goodbye Again、仏: Aimez-vous Brahms ?)は、1961年のフランス・アメリカ合作映画。フランスの作家フランソワーズ・サガン原作の小説『ブラームスはお好き』(Aimez-vous Brahms? )を映画化したもの。


BT p12 ne pus que

「悲しみよ、こんにちは!」 
今日はp12、2人の訳が違う箇所をぴっくあっぷ!

Je ne pus que l'encourager car je savais son besoin des femmes et que, d'autre part, Elsa ne nous fatiguerait pas.  
「私は、心から賛成した。なぜなら父にとって女が必要だということも知っていたし、他方エルザが私たちの邪魔にならないことも知っていたから」朝吹訳p.7 
「『いやなわけじゃない』と、私は笑顔で応じることしかできなかった。父に女性が必要なことは、わかっていたから。それにエルザなら、私たちをうんざりさせることもないはず」河野訳p.10


うーむ。なぜ「賛成するしかなかった」というようなニュアンスにならないのか知りたいですが、そういうものなのかもしれません。原文は1つなので原文から感じるままに。




で、同じ文章のなかでもう1箇所、面白いなあと思ったのは、

je savais son besoin des femmes 
「父にとって女が必要だということも知っていたし」朝吹訳

この名詞「besoin」の使い方を知っていると楽しそうですね。

たとえば、ぷちろわの例文を引用すると。
-Tama éprove le besoin d'améliorer son niveau d'anglais.
-タマは英語力をもっとつける必要を感じている

-Katsuo est poussé par un besoin d'argent.
-カツオは金の必要に迫られている

なるほどー。
というところで、出かけるお時間が来てしまいました。つづきは次回!感受、感謝!