K先生の「ベルヴィルは燃えてるぜ!」(だったかな?)10回目。
に載っていた地域を、グーグルマップでふれあえない街歩きしたいところです。
が、
図書館の返却期間が迫っていますので、
中島 智章 『パリ 名建築でめぐる旅 』河出書房新社 2008
に載っている、パリの代表建築を年代別に、ざっくりまとめておくことにします。
その1 p.10-15
『ガリア戦記』のパリ
国立中世博物館(クリュニー博物館)の大浴場跡
年代:200年ごろ
様式:古代ローマ建築、ゴシック様式、ルネサンス様式
お近くの駅:5区 地下鉄10号線 Cluny la Sorbonne クリュニー・ソルボンヌ
基礎データ
・パリの起源は古代ローマ共和制時代にまでさかのぼる。
・パリの古い名前はルーテーティア・パリーシオルム
↓
パリーシー人たちのルーテーティア(現地語で「水の住処」の意)
・もともとのルーテーティアはシテ島の上にあったが、
古代ローマの支配下にあるとき、セーヌ川左岸に都市が拡大。
・大浴場はその新市街に建てられた。その地域の一部は現在、
カルチェラタンと呼ばれている。
・古代ローマの公衆浴場はサウナみたいだった
-熱浴室(カルダリウム)
-温浴室(テピダリウム)
-冷浴室(フリギダリウム)
・博物館にあるのは、冷浴室(フリギダリウム)。
・博物館の隣りにある、クリュニー邸館は15世紀に建てられたもの
国立中世博物館(クリュニー博物館) 公式サイト
http://www.musee-moyenage.fr/
ふむふむ。確かに、シテ島から左岸に拡大して、カルチェラタンもありますね。