ネコの餌、「キャットフード」は、フランス語でなんというのだろう?
という素朴な疑問を解決していたら、
「キャットフード」 Nourriture pour chats (そのままやん!笑 日本語もそのままだけどね!)
フランス語が語源の、「クロケット」という食べ物に出会いました。
(この食べ物↓、今までの人生で何度かお目にかかりましたが、コロッケだと思って食べていました!)
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まず、wikiFR で「キャットフード」をひくと、
La nourriture pour chat est élaborée pour subvenir aux besoins nutritionnels spécifiques du chat domestique. Elle peut se présenter sous forme sèche, en granulés appelés croquettes, ou humide, dans des sachets fraîcheur ou des boîtes de conserve.
この、appelés croquettes とは、
La nourriture sèche, communément appelée « croquette » ou granulés (8 à 10 % d’humidité) est généralement faite par extrusion de la viande à haute pression et haute température.wiki
ふむふむ。で、そもそも、croquetteとは、
1.(Cuisine) Boulette de viande hachée, de pomme de terre, de riz, etc., qu’on fait frire après l’ avoir trempée dans du jaune d’œuf et saupoudrée de chapelure ou de farine.
3.(Par analogie) Pellet d'aliment pour animaux, en particulier pour les chiens ou les chats.
Je rentrai chez moi et préparai la gamelle de mon chien « Raymond » agrémentée de petites croquettes et de pâté au poulet. —
(http://fr.wiktionary.org/wiki/croquette)
ほほう、料理でcroquette? ははん、コロッケのことでしょう。
と、軽い気持ちで調べてみると、
(余談ですが、la gamelle は、「餌入れ」とか「お弁当箱」という意味ですね。好きな単語のひとつです。)
クロケット(仏: croquette)とは、小さな丸い揚げ物料理である。
主な材料はマッシュポテトおよび/または、挽き肉(子牛肉、牛肉、鶏肉、またはシチメンチョウ)、魚介類、野菜、および白パン、鶏卵、タマネギ、香辛料とハーブ、ワイン、牛乳またはこれらの組合わせであり、具入りの場合もあり、パン粉で包むことが多い 。
クロケット(フランス語で「バリバリ音を立てて咬む」ことを意味する動詞クロケ「croquer」より)はフランス発祥であり、料理とファストフードの両方として世界的に普及している。
フランスの大事典ではクロケットの初出文献は1740年との記載がある。しかし、イギリスの英語文献にクロケットが登場するのは1706年(宝永3年)。この両者の年代には34年の間があり、クロケットの起源説には謎がある。(参考「おいしいコロッケ大百科」)wiki
っほほう。
で、素朴な疑問。日本の「コロッケ」は、「クロケット」のことなんじゃないの?
しかし、wikiには、
日本では主に肉で作るクロケットはコロッケと呼ばれない。挽き肉(ミンチ)のカツレツを略した「メンチカツ」と呼ばれる。
(!)
日本語は奥深いですね。で、デートの時には、「カニクリームクロケットをひとつ」とか言って小さな笑いを生みたいものです。
2つのオランダ風のクロケット wiki