2009年12月4日金曜日

poundとlivreとパウンドケーキ

   
〆(・愛・ ) 
友人に教えてもらった「ブラタモリ」が面白いです。東京詩というより東京史。タモリさんが古地図をみながら今の東京を歩きます。
「ブラタモリ」番組HP
http://www.nhk.or.jp/buratamori/


〆(・考・ ) 今日のぷち単はlivreです。「本」じゃないほうのlivreです。

英語の pound には貨幣と質量の意味があります。
ポンド(お金) 単位の略号 £
ポンド(重さ) 単位の略号 lb

フランス語で食品などの「500グラム」のことを livre というときがあります。
・ acheter une livre de sucre 砂糖を半キロ買う。 仏和大

ポンド(お金) £
ポンド(重さ) lb
500グラム  livre

これらの共通点はイニシャル頭文字「L」!
これは、ラテン語で天秤を意味する言葉“libra”に由来する。ふむふむ。
それぞれのwikiを 抜粋すると、
ポンド (通貨) ポンドはかつては“libra”という名称(ラテン語で天秤の意味でもある)であったことから、UKポンドをはじめ多くのポンドの通貨記号は“L”の筆記体からきた“£”である。wiki

ポンド (質量) 歴史的には、メソポタミア地方で大麦1粒の重さを元にグレーンが定められ、その倍量単位としてポンドが定められた。使用法としては、人間が1日に消費する食糧としての単位である。(1ポンドの製粉によって焼かれたパンが1日分の主食量)古代ローマではこの単位を「リブラ(libra)」(天秤の意味)と呼んでおり、これがポンドを表す記号“lb”の由来である。また、通貨の単位のポンドの略号“£”もlibraに由来する。wiki

リーブル (livre) リーブルは質量の単位でもある。量は時代と地方により異なったが、メートル法で1リーブル = 0.5キログラムに統一された。現在でも食品などに使われる。wiki

そして、livreにも、貨幣としての意味があります。
フランス革命前まで使われていた通貨、リーブル (livre) です。

リーブル (livre) は、フランスで1795年まで使われていた通貨およびコイン。
古代ローマの通貨・コインのリブラ (libra) に由来する。リブラはイタリアではリラ (lira) になった。イングランドではポンドと呼ばれるようになったが、記号£にlibraの頭文字が残っている。
フランス革命後、フランスの通貨はフランと補助通貨サンチームに統一された。フランはその以前から使われていたリーブルの俗称で、1リーブル = 1フランとされた。その後もしばらく、リーブルはフランの俗称として使われた。wiki
〆(・愛・ ) なるほど、最後に、4×4で、もうひとwiki。

パウンドケーキ(英: pound cake)は、バターケーキの一種。小麦粉、バター、砂糖、卵をそれぞれ1ポンドずつ使って作ることから「パウンド」ケーキと名づけられた。
フランス語ではカトル・カール(Quatre-Quarts)といい、「四分の四」の意味。 これも小麦粉、バター、砂糖、卵の4つの材料を同量ずつ使うことに由来する(4=1×4)。wiki
おしりにsの付かない、quatre-quatreは自動車の「四輪駆動車」「4WD」。4×4とも書くそうです。


〆(・愛・ ) こちらのサイトの↓フランス語の数字や俗語の話も面白いです。
マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”:巷のフランス語
http://www.franco-japonais.com/tomato/01/voca_1.php


さあて、今日も心の地図を持って街を歩こう。赤いシャツと軽い頭を風に乗せて、からんころーん♪ 
(・愛・)ノ おーいえい! 感受、感謝!