バレエの歴史―フランス・バレエ史-宮廷バレエから20世紀まで (単行本)
佐々木 涼子 (著)
単行本: 358ページ / 出版社: 学習研究社 (2008/2/1)
〆(・愛・ ) 図書館で借りた本『バレエの歴史』。バレエの誕生とバレエ史、実際の歴史・政治や文学作品との関係など、とても面白く、今、舐めるように読んでいます。
たとえば、
アレクサンドル・デュマの『ダルタニャン物語』第八部の「華麗なる饗宴」には、ファンテーヌブローで『四季のバレエ』を踊る二十三歳のルイが描かれいる。一六六一年にそういう題名のバレエが上演されたのは事実だが、細部はおそらくデュマの想像だろう。
ここで出てくる「ルイ」とは、ルイ十四世のことです。7歳でバレエを始め、12歳で初舞台、13歳の成人式ではパレ=ロワイヤルで『カッサンドラ』を踊り、2年後の1653年に、宮廷バレエとして最も有名な『夜のバレエ』が上演され、「太陽」を演じるルイ14世。『夜のバレエ』は太陽王が太陽アポロンを演じるという、ルイ十四世の象徴のような作品ですが、これはフロンドの乱が終結した祝賀として上演されたものなのだそうです。ふむふむ。
で、『ダルタニャン物語』の話が出てきて、その後、ルイ十四世と『源氏物語』の光源氏を比較考察する文章が続きます。分厚い本なのですがとても興味深いので、図書館借用期間を延長しても読み切りたいと思います。
〆(・見・ ) ふむふむ。ルイ十四世がバレエをやめるとき、恋愛が・・・(!)
感受、感謝!
わ! MIKAの隣りに宇多さんが座っている(!) わお! すゅぺーる