2009年10月2日金曜日

ゼウスと北斗七星

〆(・愛・ ) クヌート関連で、「おおぐま座」がなぜ女性形なのかなあ? と調べてみますと、ギリシア神話にたどり着きました。
 
Grande Ourse おおぐま座
Petite Ourse こぐま座

Zeus ゼウス
Héra ゼウスの妻 ヘラ l'épouse de Zeus
Callisto カリスト 森や泉の精(ニンフ)
Arcas アルカス  ゼウスとカリストの息子

〆(・愛・ ) 内容はこんな感じです。

ゼウスが、カリストという女性に恋をして、アルカスという男の子が生れたのですが、それを知ったゼウスの妻の女神ヘラが怒って、カリストを熊に変えてしまいました。
やがて15年の月日が立ち、立派な青年に成長したゼウスとカリストの息子のカルカスがある日、森の中、熊さんに出逢い、まさか母とは知らず弓を引いてしまうのですが、矢が刺さる前に、ゼウスがつむじ風で2人を天に巻き上げて親子の星座にしたのだそうです。おおぐま座(Grande Ourse)が母カリストで、こぐま座(Petite Ourse)が息子のアルカスです。


おおぐま座
La Grande Ourse est la troisième plus grande constellation du ciel. Elle contient le « grand chariot » ou « grande casserole », l'un des astérismes les plus connus de l'hémisphère nord. wiki
constellation 星座
Grand Chariot = Grande Ourse おおぐま座
Petite Chariot = Petite Ourse こぐま座
astérisme [天文] 星座 (astér(o)-)
hémisphère (天球の)半球
hémi-「2分の1,半分」

Selon la mythologie grecque, cette constellation représenterait Callisto, une nymphe aimée de Zeus. Quand Héra, l'épouse de Zeus, découvrit leur relation, elle changea Callisto en Grande Ourse et son fils Arcas en Petite Ourse. wiki
Callisto カリスト  月と狩りの女神アルテミスの侍女(じじょ)だったともいわれています。
nymphe 森や泉の精(ニンフ)
Zeus ゼウス
Héra ゼウスの妻 l'épouse de Zeus
Arcas アルカス


ちなみに、

 
北斗七星は、おおぐま座の中にあります。腰からしっぽが「ひしゃく」のかたちです。


北極星は、こぐま座のしっぽ(Polarisポラリス)です。

〆(・愛・ ) 感受、感謝!