日仏会館での日仏文化講座、
「統合のフランスか、人種差別のフランスか」
日時:
2016年06月04日(土曜) 13:00 - 18:00
会場:
日仏会館ホール - 渋谷区恵比寿3丁目
仕事の時間を調整して、清岡先生のみ観に行ってきました。
とても高度なレベルな内容でしたが面白かったです!
部屋着に上着をひっかけて飛び出して行ったので、
清岡先生にごあいさつできる格好ではなかったのが心のこりです(笑)
以下、備忘録です。
清岡先生の講座は、描かれたBeur 女性について、3本の映画を通して考える
1)『女はみんな生きている Chaos』 (2001)
2)Cheba Louisa (2013)
3)Paris ( série télévisée ,2016)
内容はもっとずっと濃いのですが書ききれないので、メモのみ。
1)
・映画で Beur女性の描かれ方
・他者化:公的な空間とジェンダーシステム
・90年代以降の内面を持った描かれ方
・1部:細かな心理描写、2部:ステレオタイプ感 3部:救済への道
2)
・大企業の正社員とレジ係いう役柄
・大企業のCDI+アイデンティティ
・Fredという役名のフランス的なところ
3)
・人種間混合結婚
・労働組合リーダーと若い2人の格差
・bioのハーブティー
最後の質疑応答での「自分のことじゃなくても」描けるという部分が、
講義の冒頭の、
映画は「現実」ではないけれど「現実を反映」しているという内容と、
深いところでリンクしているように感じました。
感受、感謝!