スペースX社のファルコン9打ち上げ成功のニュース。
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まずはフランス語のニュースをチェックすると、
SpaceX parvient enfin à poser le premier étage de sa fusée sur une barge en mer - TV5 MONDE
動詞はparvenir à [不定詞]・・することに成功する。
・le premier étage de sa fusée ロケットの第一段目
・une barge 平底船
ISS: le vaisseau SpaceX Dragon va livrer le module gonflable BEAM / BFMTV.COM
形容詞gonflable は「膨らませることがことができる」の意味。記事内ではBEAMを「le BEAM (Bigelow Expandable Activity Module)」と記載しています。
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で、詳しくは、日本語で復習。
ポイントは2つ。
・もちろんいまでもきみを愛している号
・風船のようにふくらむ、宇宙ホテル
◆もちろんいまでもきみを愛している号
今回の打ち上げで大きな話題となっているのが、一度打ち上げたロケットの一段目部分が、海の上の母船に戻って来て着陸も成功したこと。ロケットが再利用できれば打ち上げコスト削減につながるため、たいへん注目されています。
そして、帰って来たロケットが着陸した、その母船の名前は「Of Course I Still Love You(もちろんいまでもきみを愛している)」号。(この母船は2代目で、初代の母船の名前は「Just Read the Instructions」)。このネーミング、この頭の柔らかさが成功の秘訣なのかもしれません。
また、今回打ち上げが成功したロケット「ファルコン9」の名前はスターウォーズに登場する「ミレニアム・ファルコン」から、「ドラゴン宇宙船」の名前はピーター・ポール&マリーの楽曲"Puff The Magic Dragon"に由来しています。
Puff The Magic Dragon -- Peter, Paul & Mary ~ Live 1965
https://youtu.be/z15pxWUXvLY
今回ドラゴンCRS-8宇宙船が運んだ荷物の中に、将来の「宇宙ホテル」として活用が期待されている「BEAM」よばれるモジュールがあります。アメリカのホテル王が設立したベンチャー企業ビゲロー・エアロスペース社が開発したもので、打ち上げ時には小さい荷物として運び、国際宇宙ステーションISSとドッキングした後に風船のように膨らみ、居住空間として利用できる仕組み。今回打ち上げたものをISSで2年間ほど利用してみる予定とのこと。