2016年2月12日金曜日

時事:「重力波」とクーロン先生


アインシュタインが一般相対性理論で存在を予言していた、
重力波」が世界で初観測された話題。

フランス語で「重力波」は、
les ondes gravitationnelles

この「波」。

なぜ vague ではなく onde なのか比較すると、

仏和大辞典に
・vague 最も一般的
・onde 水面に石を投げたときなどにできる同心円を描く波紋

とある。ふむふむ。同心円がポイントになりそうですね。

で、今回の「重力波」に置き換えると、
物体が動いたときにその重さが時空(時間と空間)にゆがみを生じさせ、
さざ波のように伝わる現象が重力波ですから、
物体を「石」に変えると…ふむふむ…ondeだなあと理解できます。

フランスTVの記事では、
重力波を理解するため3つの疑問で紹介しています。
Trois questions pour tenter de comprendre les ondes gravitationnelles
Albert Einstein avait raison : les "vibrations de l'espace de temps" existent, elles ont été détectées par des scientifiques américains. Explications.
元記事:



本題とは逸れますが個人的に着目しているのは、
相対性理論もシャルル・ド・クーロンのクーロンの法則も、
「距離の二乗に反比例する」という類似性。