2015年8月26日水曜日
語学:けん玉とアンリ3世
あの「けん玉」がオシャレになっている!
http://www.papiertigre.fr/fr/le-kendama
フランス語:ビル・ボケ
Un Kendama japonais c’est comme un bilboquet français...
英語:カップアンドボール
A Japanese Kendama is like a cup-and-ball game –
仏語、英語、それぞれの解説で紹介されているけん玉の仲間たち。ふむふむ。
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けん玉の起源については、日本けん玉協会のサイト(※1)によると、諸説ありまだわかっていないものの、古い記録として確認できるのは、16世紀フランス国王アンリ3世の頃に「1585年の夏、街角で子どもたちがよく遊んでいる“ビル・ボケ”を、王様たちも遊ぶようになった」と。ふむふむ。
ほかのけん玉サイト(※2)では1975年に刊行されたフレデリック・グランフェルド著『GAMES OF THE WORLD』で「16世紀にはフランスのアンリ三世がビルボケが好きで、宮殿やパリの街をけん玉をしながら歩くほどだった」と紹介されていた。ふむふむ。
日本の文献に登場するのは1809年。フランスから日本に渡来したのかどうかはまだ証拠がみつかっていないそうです。
フランス語の bilboquet をbille(球)+bouquet(花束)=ボールの花束とおぼえると、おぼえやすいですね!
感受、感謝。
« Bole Jeanne L Enfant Au Bilboquet » par Jeanne Bôle (fl. 1870–1882)
Sous licence Domaine public via Wikimedia Commons.
どちらのサイト↓も古い写真などがあって楽しいです。
※1
日本けん玉協会/けん玉の歴史
http://kendama.or.jp/archives/history/
※2
一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク
http://www.gloken.net/jp/history/201410290201/
wiki
https://fr.wikipedia.org/wiki/Bilboquet