2012年9月19日水曜日

続・アーサーの城


ランチタイムに、昔の世界へ。

さて、キャメロット城の源泉がフランスにあるとは。
面白いです。


キャメロット(Camelot)は、アーサー王の王国、ログレスの都。アーサー王はこの地にキャメロット城を築き、多くの戦いに出陣したという。その正確な位置は失われ(または最初から実在せず)良く分かっていないが、おそらくローマ帝国による支配が終わった後のブリテン島にあったローマ系人の支配地域がフィクション化されたものだと思われる。
キャメロットという都の名が初めて現れたのは、フランスの吟遊詩人、クレティアン・ド・トロワ(Chrétien de Troyes)の詩『荷馬車の騎士ランスロット(Lancelot, le Chevalier de la Charrette)』からである。但しこの時点では、後のアーサー王物語におけるほど重要な役割を果たす土地としては描写されていなかった。wiki


吟遊詩人、クレティアン・ド・トロワ,
とは、

彼は1160年から1181年までの間、シャンパーニュ伯アンリ1世の夫人でフランス王ルイ7世とアリエノール・ダキテーヌの娘、マリー・ド・シャンパーニュのパトロネージを受けて宮廷に仕えた。

 
キャメロットの跡地だと言われている、コルチェスター城。



コルチェスターの位置。

コルチェスター(Colchester)はキャメロットの跡地なのではないかとしばしば指摘される。コルチェスターはローマ帝国によるイギリス支配の最初の拠点でイギリス最古の町であり、そのローマ名「Camulodunum」は先住民のケルト語名カムロドゥノン(Camulodunon、戦の神カムロスの町)から来ている、というのがその根拠である。wiki

もとは、アルザスから始まったのでした。寄り道はおしまい。
次回はパリに戻ります。