昨日の建築家の続きで、
ベルサイユの公式HP↓がざっくりまとまっていてわかりやすいです。
http://jp.chateauversailles.fr/jp/history/versailles-during-the-centuries/the-palace-construction/jules-hardouin-mansart-1646-1708
さて、
時代はロココヘ。
Un salon d'inspiration rococo au Metropolitan Museum of Art
ロココ様式
時代:18世紀フランス
ルイ15世;
ポンパドゥール夫人(1721年 - 1764年)
宮廷のサロン文化「ロココの華」
ルイ16世;
王妃マリー・アントワネット
「ロココの女王」( 1755- 1793)
ロココとは、18世紀のフランス室内装飾に後期バロックが表現されたもの。
特徴:貝殻のような木彫装飾。
これをロカイユrocailleといい、ロカイユを用いた内装様式をロココ様式といいます。
「ロカイユ(rocaille )はフランス語で岩を意味するロック(roc)の派生語で、貝殻を塗り込めた砂利のようなもののことであり、もともとは庭園の洞窟風装飾=グロット(grotte)に用いられていた。」
『パリ 名建築でめぐる旅 』p.94
ふむふむ
wikiだと、
・非対称形の抽象彫刻
・ロカイユ装飾の発生は1715年ころから
・ロココという語は元来蔑称であり、同義的な意味で「ルイ15世様式」と呼ぶことが多い。
(・同様にバロックも蔑称であったため「ルイ14世様式」と呼ばれていた)
・ロココ建築以前はオーダーに則った様式が一般的
・ロココ建築ではそのオーダーが用いらなくなった
・バロックよりも淡い色調
ふむふむ
代表建築家は建築8で登場した、アルドゥアン=マンサールの弟子ロベール・ドゥ・コット(1656ー1735)やジェルマン・ボフラン(1667ー1754)。
パリでみられるロココ様式は、
ボフランが内装を手がけ今はフランスの国立古文書館になっている
スービーズ邸館(1737ー39)
L'hôtel de Soubise
Archives Nationales場所はこちら
そして、
ロココは絵画だと、
自画像 Self-portrait, 1751, pastel on paper
モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥール(Maurice Quentin de La Tour, 1704年 - 1788年)は、フランスのロココ期の画家。パステルを使った肖像画家として有名で、国王はじめ、宮廷人、知識人などを描いた。『ポンパドゥール侯爵夫人の肖像』は代表作のひとつ。wiki
Portrait de La marquise de Pompadour (1748-55)
Paris, Musée du Louvre
モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥールが描いたポンパドゥール夫人(Madame de Pompadour)の肖像画が盛期ロココ時代の肖像画として有名。
Jean-Jacques Rousseau (exposé au Salon de 1753)
Saint-Quentin, Musée Antoine Lécuyer
よく見る、ルソーのこの絵もそうだったのですね。