〆(・愛・ ) 古代エジプト人のお化粧の話題。
約4000年前の古代エジプト人が、鉛を調合したものをアイシャドーとして、お化粧(アイメイク)をしていたのは美しさの為だけではなく、極めて少量の鉛の使用は目の疾患予防の目的もあったとする研究報告があったそうです。研究を行ったのは仏ルーブル美術館とフランス国立科学研究センター(CNRS)の合同研究チーム。
〆(・考・ ) 似ている意味を、違う言葉で書いているのが面白いです。
fard n.m.化粧品 ← farder
maquillage n.m.メーキャップ、化粧品
embellir ・・・を美しくする ← beau
・des fards pour embellir le regard
un effet esthétique
・outre son effet esthétique
un effet 効果
・outre son effet esthétique
une vertu 効力、効果
・des vertus médicinales que viennent d'élucider des chimistes français.
・vertu médicinale 薬効
ぷちろわ
Fards de l'Egypte ancienne: un maquillage protecteur au plomb élucidé
PARIS - Le maquillage des yeux de l'ancienne Egypte, outre son effet esthétique, avait des vertus médicinales que viennent d'élucider des chimistes français.
Les anciens Egyptiens utilisaient souvent, il y a 4.000 ans, un soupçon de plomb afin de concevoir des fards pour embellir le regard, dont les médecins grecs et romains soulignaient les vertus pour les yeux.
De nos jours, le plomb est davantage connu pour sa toxicité potentielle, et cet usage cosmétique surprend.
(©AFP / 07 janvier 2010 18h18)
plomb n.m.鉛/outre ・・・に加えて/soupçon n.m.ごく少量/toxicité n.f.毒性
élucider 解明する 仏和大に、「解明する」という意味の比較として、éclairerは「説明を加えることによって物事をもっと分かりやすくすること.物事自体は必ずしも難解であったりあいまいであるわけではない.」éluciderは「難解であったりあいまいである物事を明らかにすること」と書いてあります。
【1月8日 AFP】約4000年前の古代エジプト人が目にアイメークを施していたのは、邪気から身を守ったり美しく見せたりするためだけでなく、目の疾患予防の目的もあったとする研究報告が、7日の化学専門誌「Analytical Chemistry」電子版に掲載された。
ちなみに、「ロゼッタ・ストーンを解読し、ヒエログリフ(古代エジプト象形文字)を解明したことで知られ、「古代エジプト学の父」と言われている。」wiki のは、フランスの古代エジプト学の研究者ジャン=フランソワ・シャンポリオン。
ジャン=フランソワ・シャンポリオン
Jean-François Champollion dit Champollion le Jeune , est un égyptologue français. Déchiffreur des hiéroglyphes, il est considéré comme le père de l'égyptologie.wiki
égyptologue エジプト学者
l'égyptologie エジプト学
déchiffreur 解読する
・Déchiffreur des hiéroglyphes
「シャンポリオン博物館」の解説HP(日本語)はこちら
http://www.museesdefrance.org/museum/serialize/backnumber/0711/museum.html
古代エジプト文字「ヒエログリフ」を解読したことで知られるジャン=フランソワ・シャンポリオン。フランス南西部、トゥールーズ近くの町フィジャックにある彼の生家が博物館として一般に公開されるようなったのは1986年のことでした。それから約20年の歳月を経た今年7月、シャンポリオン博物館は、「世界の文字」をテーマとした新たな博物館として生まれ変わりました。
(シャンポリオン博物館のサイトより)
〆(・愛・ ) それにしても、この「シャンポリオン博物館」を紹介している、銀座にあるという、メゾン・デ・ミュゼ・ド・フランス(MMF)も面白そうですね。
http://www.museesdefrance.org/guidance/guidance.html
フランスの美術館・博物館に関する所蔵資料の閲覧や過去の展覧会カタログや希望の書籍の購入・取り寄せもできるようなので、必要なとき活用したいです。