P.112 <le>
『フラ語入門ホドがある』(←略すな!)では、
4つの用法に区分している、この中性代名詞の「le」について。
もし、中性代名詞の「le」について、きっちり解説するとなると、
英語の補語とフランス語の属詞の違いから解説をしなければならないだろうしなあ、
ややこしいなあ、といろいろな文法書を読みながら、ざっくりまとめてみました。
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まずは、
<1> 属詞となる
<2> 直接補語となる
の2つに区分。
そして、清岡先生の『フラ語入門ホドがある』(改訂前)
P.157の4つの用法に区分すると、以下のようになります。
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<1> 属詞となる:
a) 形容詞に代わる
Tu es mariée ?
- Qui, je le suis.
(Qui, je suis mariée)
※このとき、mariée↑でもmariéでもleで受ける。
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<2> 直接補語となる: 動詞や節を受ける
b) 動詞原形(不定詞)に代わる
c) 節に代わる
d) 文に代わる
Tu sais que Cœur de pirate vient de Québec ?
- Qui, je le sais.
(Qui, je sais que Cœur de pirate vient de Québec.)
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にゃるほど〜♪
すこし、頭がすっきりしました。
それにしても、いろいろな文法書を読めば読むほど、
『フラ語ホド』(←略しすぎ!)の素晴らしさを実感します。
感受、感謝!